嗚呼、オーディオ沼【スピーカー編】
現在の当方のオーディオ環境。
音楽を聴くのが好きなのですが、昨年春に思い切ってレコードプレーヤーを買ったのをきっかけに、どんどん沼にハマってしまいまして。
布教と振り返りを兼ねて、どういう風にオーディオ沼にハマったか、どういう周辺機器やレコードなどを揃えてきたかについて、書いていけたらと思います。
レコード・オーディオ沼にハマる一助になりましたら幸いです。(闇への誘い)
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音楽を聴くのが好きとは言ったものの、元々音質などにそこまでこだわっていた訳ではなく。
それこそノートPCの付属スピーカーで満足していた人間でした。
きっかけになったのは、前述のレコードプレーヤーの購入。
元々レコード自体に憧れがあり、いつかは欲しいなと思っておりました。
そんな中、推しミュージシャンのアナログ盤が出ると知り。
本格的にレコードプレーヤーの購入を検討するように。
(他にも、レコードで音楽を聴く行為そのものへの憧れ、レコードの収集欲、音質がデジタルよりいいらしいと聞いて…など、理由はいろいろありましたが)
とはいえレコードプレーヤーって高そうだしなあ…とサーチしていると、ふと見つけたこのプレーヤー。
※現在はより新しいバージョンの製品がある模様。
価格が1万を切っていて、信頼できるオーディオテクニカ製。レビューも悪くなく、機能もシンプルで使いやすそう。
思い切って購入に踏み切りました。
しかし、このプレーヤーでレコードを聴くためには他にスピーカーが必要らしく。
右も左も分からぬまま調べ、とりあえずAmazonで手頃そうなスピーカーを買うことにしました。
それで見つけたのがこれ。
2000円くらいのPC用スピーカーではありますが、それでも初めて生で聴くレコードに感動し、満足しておりました。
ちなみに初めて入手したレコード盤は「チャージマン研!」のキチレコ。
正直これ聴きたさにプレーヤー買ったところもあり。
違うわ、こんなんじゃない!
— 眠れる兎6号@ちづ口コ合同誌・参加者を募集中! (@nemureruusagi06) March 27, 2019
ウッックルシイ!! pic.twitter.com/lGYDgl1Wf1
入手当初のセッティング環境。
初めてのレコード屋巡りで入手した佐野元春「VISITORS」と。
しばらくはこれで満足していたのですが。
「スピーカーをもっといいのに替えたら、より良い音になるのかしら?」となり、再びスピーカーをサーチ。
レビューなど色々読み比べ、見つけたのがこのスピーカー。
定価1万足らずですが、中古で数千円で入手。
前述のPCスピーカーはいったんお役御免に。
また、これと同時に、PCで音楽再生する際にも「スピーカー通して聴きたいな…」という欲求が生まれ。
PC用のスピーカーも購入するか…となって、
USB対応のものをサーチして、見つけたのがこちら。
JBL Pebbles バスパワードスピーカー USB/DAC内蔵 ブラック JBLPEBBLESBLKJN 【国内正規品】
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: Personal Computers
1万円以下のPCスピーカーの中ではかなり有名なこの機種。
ヨドバシカメラの店頭で聴いて
「いいな!」となり、3つ目のスピーカー購入。
レコード用にはGX-R3X、PC用にはPebblesで使い分け、これでひとまず落ち着くか、と思いきや。
だんだんと耳が肥えてきてしまい、
レコード側で「ちょっとボーカルが篭っているような…?」と
違和感を感じるようになってしまいました。
もっといいスピーカーならあるいは…?と、
つい欲望が膨れ上がってしまい、
何度目かのスピーカーサーチ。
そしてたどり着いたのがこちら。
数万台ですが、デザインに惹かれたのと、レビューが非常に良かったので。
直接聴いていないのに…と躊躇はありましたが、
思い切って購入に踏み切りました。
でかい
いざ聴いてみると…おお!やはり違いを感じる!
ボーカルが篭っている感じもないし、全体的に音が良い!
なにより低音がしっかりある。
BOSEのスピーカーも評判良くて悩んだのですが、
BOSEと比べると低音がキツ過ぎず、聴き疲れしない。
便利なのが、色々な接続方式に対応している点。
USBもAUXはもちろん、OPT、COXやBluetoothもイケる。
また、ボタン一つで入力形式を切り替え可能なので、
PCに繋ぎつつレコードも再生できます。ありかたい。
さらにハイレゾ音源対応で
リモコンでも操作可能と、至れり尽くせり。
設置問題さえ解決するなら、
一番人にお勧めしたいスピーカーです。
これでようやく満足…………と、思いきや。
人間の欲望とは恐ろしいもので…。
ED-S880DBを買った直後に、
ヨドバシカメラの店頭で見かけたスピーカーが
めっちゃくちゃ気になってしまいまして。
それがこちら。
PioneerのISS-C270A-S(DESK LIVE)くん。
いや…店頭でたまたま音が流れているのを
聴いた時にびっくりしてしまいまして。
「な、生演奏!?」と一瞬錯覚するほどに。
ずっしりしたフルメタルのボディもたいへん魅力的です。
サイズとしてはED-S880DBの3分の2ぐらいなのですが、
「このサイズでここまでの音がするのか…!」と
感動した記憶があります。
とはいえ、数万円台のスピーカーを既に買った直後。
いくらなんでもこれ以上
スピーカー買うのは…と躊躇いました。
また機能としては、ED-S880DBとは対照的なんですよね。
ISS-C270A-S単体で対応している入力形式は
なんとUSBのみで、他にはAUXの入力口すらない潔さ。
(アンプ等に繋ぐこともできますが、それについては別記事で)
さすがに買うのは…いやしかし…!と
むっちゃくちゃ悩みまくること数日。
ふと調べると、なんとメーカー公式のレンタルサービスが!
送料のみで2週間ほどISS-C270A-Sを借りられるとのこと。
ISS-C270A-S レンタルページ| パイオニアITストア
※現在はコロナウイルスの影響か、
レンタルが停止してしまっています…
まさに願ったり叶ったりで、
ひとまずこれでレンタルしてから決めよう!と早速お迎え。
同じ音源で、ED-S880DBや
これまでのスピーカーと聴き比べもしてみました。
一時期のオーディオコーナー。
どれだけスピーカー買うねん…
どのスピーカーも悪くないけど、やっぱり
ED-S880DBとISS-C270A-Sが頭一つ抜けている印象。
ただ、その中でもやはり自分はISS-C270A-Sに惹かれました。
ISS-C270A-Sに一番魅力を感じたのって、
ボーカルの綺麗さなんですよね。
本当にその場で歌っているかのような。
「DESK LIVE」の名は伊達ではありません。
本当に微妙な差なのですが、
ISS-C270A-Sのボーカル力がどうしても諦めきれず。
自分の好みで言うと、ED-S880DBを星4.5とすると、
ISS-C270A-Sが星5という感じ。
とはいえ、ED-S880DBが悪い訳ではまったくなく、
全体的なバランスの良さで言うとやはり
ED-S880DBに軍配が上がると思います。
なにより、ED-S880DBには音を調整できる機能もありますし。
特に、低音に関してはISS-C270A-Sは
ED-S880DBと比べるとやや控えめなので、
人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
自分は低音控えめの方が好みなので、むしろ良かったのですが。
そんな訳で、「やっぱりISS-C270A-S欲しいー!」となり。
定価9万台なのが、PayPayモールで
なんと半額以下の4万円で
買えるようになっていたのもあって。
結果、3万のスピーカーを買って数ヶ月もせず
更に4万のスピーカーを買う暴挙に出ました。
ふ、2つあれば聴き比べもできるし…(震え声)
今現在はこの2つのスピーカーを愛用しています。
部屋が狭いので設置スペースが無く、
結果ED-S880DBくんが窮屈な感じに。ゆるせ…。
メインはISS-C270A-Sを使いつつ、
ED-S880DBは主にスマホのBluetooth接続で活用。
使い込むにつれて音が良くなっていく(エージング)
こともあるみたいですね。沼…。
ED-S880DBも非常に便利なスピーカーなので、
購入したことは全く後悔していないです。
ただ、この2つ以外のスピーカーは
今は物置の肥しにしてしまっているのが申し訳ない…。
ひとまず、これにてオーディオ沼も一件落着……かと思いきや。
オーディオ沼はスピーカーだけに留まらず、
ここから更なる苦労?が待っていたのです…。
次回の記事 では、スピーカー以外の周辺機器について、
また、ISS-C270A-Sでもレコードを再生できるようにした記録を
記していきたいと思います。
いったんここで一区切り。
ご覧くださりありがとうございました!m( )m