アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」(2020)ネタバレあり長文感想
年の終わりに、大阪ステーションシティシネマにて観てまいりました。
ネタバレ含む感想なのでご注意を。
前半がむちゃくちゃに好きで、これは自分の中でベスト映画になるかも!と思っていたら、中盤の急展開とやりすぎでは?な曇らせ展開でどうも自分の好みから少し逸れてしまい…
100%完璧にはハマりきれなかった、「ん〜〜!!」となる映画でした。良作なのは間違いないですが、なまじ前半が良かっただけに「惜しい…!!」という勝手な感想に。
アニメ表現としてはむっっちゃくちゃに素晴らしいですね。キャラデザも作画もいいし、ジョゼの表情ひとつひとつの可愛いこと!!背景とか海の表現とか一つ一つもむちゃくちゃ綺麗(語彙力)ですし、アニメ作りがすごく丁寧だなと感じた作品です。
BGMとかも鳴って欲しい時に鳴ってくれる感じで、もちろん好みはあるでしょうが、個人的にはこれまで観てきたアニメ映画の中でもダントツで没入できる前半でした。
大阪民であり、なにより事情を抱えたボーイミーツガールが大好きなので。
個人的には大好きなライトノベル・小説の「半分の月がのぼる空」を思い出しもしたんですよね。一見性格に難があって、事情を抱えたヒロインで。
そう言うヒロインって、下手したら初見だと敬遠されがちかもしれないんですが…(また今の時代だと)
今回のジョゼはむっっちゃくちゃ魅力的に感じましたね。だって声も表情も一つ一つが可愛いんだもん!!やっぱりアニメの成せる技ですね。
(ただ、24歳はウッソだろお前!とはなりました)
何気ない景色の一つ一つに表情を輝かせるジョゼ、そんな彼女に惹かれていく恒男(まさお)…そこはボーイミーツガールの文法もしても見ていて非常に気持ちよかったです。
(まさお、って名前はビジュアルに反する違和感はややありましたが…。原作小説がだいぶ前ですからね)
大阪民としては見知った景色が出まくって、そこでもテンションは上がりましたね。
より2人の実在性を感じられたというか。
不吉なジンクス(カップルで乗ったら別れる)HEP FIVEの観覧車に乗って、その後「梅田」のオブジェの上でダウンしてたのは笑ってしまいました。
あと個人的なツボポイントとしては、お笑いコンビ「見取り図」の声優参加ですね。
開幕15秒でモリシ(盛山さん)の声が聞こえてきて吹き出しそうになりました。わかりやすっ!
どうしてもプロの声優陣と比べてしまうと不自然さはありましたが、それでも頑張ってた方じゃないかと。
特にモリシは意外とセリフ量多い役で驚きましたね。
加えて、海とか魚とか虎とか人魚とか……
一つ一つのモチーフ・象徴の描き方も丁寧だったと感じました。
細かく検証した訳ではないので、その辺りの構造とか考察は他の方にお任せします(丸投げ)
ボーイミーツガール好きとしては、涎ダラダラな展開の嫉妬によるすれ違いとか、留学の件を言い出せない恒男…とか、中だるみせずドキドキ見られる展開も良かったですし。
個人的に前半は好みにどストライクで、アニメとしても素晴らしいと感じたので、基本的には見て損はない作品というか、恋愛映画に抵抗なければ見ていただきたい感じです。
では、中盤以降のどこに個人的に違和感を感じたのか。
それは大きく言うと2点です。
【①ジョゼの祖母のあまりに唐突な死】
いやもうマジで前触れもなく唐突に無くなるんですよね。
いきなり葬式の念仏流れ始めますし。
ギャグ時空の死に方なんよ(ノブ)
確かジョゼと恒男の2人が紅葉の下を歩くシーンの後、場面が切り替わって唐突に念仏と葬儀風景が流れ始め、気がついたらもう祖母が亡くなってるんですよね。
これはもう違和感しかなかったというか、あまりに唐突に感じましたね…。そこは正直残念でした。
祖母が生前最後に登場したのって、出かけるジョゼと恒男を見て笑った後、グリコのポーズしたとこですよね?
せめてもうちょっと前触れかなんかを…
祖母も祖母でなかなかいいキャラクターで愛着を持っていたところに、ほんと唐突に何もなく亡くなってしまうんですよね。
しかも、そこからは祖母についてはほぼノータッチですし。
(EDでジョゼが祖母に手を合わせてるくらい)
これはあまりに祖母が舞台装置過ぎるというか、なにか祖母が残すものとか少しでもあっていいんじゃないかと個人的に感じました。
他の部分とかは丁寧に描写してるのに、なんで祖母は雑に死なせたんですかね…?
祖母はメインキャラじゃないですし、ジョゼと恒男がメインなので、裂けるものが少ないというのも分かるんですが。
あまりにも……尺が足りなかったのかしら?
せめて天候の変化(曇る、雨が降る)とかで事前に祖母の死を暗示させるとか……
でも、その描写は後半で別にやっちゃってるんですよね。
だからこそ省かざるを得なかったのかなあ…とも。
この時点で一旦入り込めなくなってしまいました。
【②ライバルヒロインのクソ女ムーブから、雪崩式に起こる悲劇の行き過ぎ】
後半に違和感感じたのは恒男の後輩、舞ですねえ…
いわゆるで、序盤はいい子そうというか、恒男に惚れとるんやろなあ…というのは感じ取れて、どうなるのかなとドキドキしとりました。
恒男のバイト先に来たジョゼに嫉妬されてしまうのも王道。
ただ、この舞がやらかします。
恒男本人の意思も確認せず、一方的な自分の感情だけでジョゼに「恒男を自由にしてあげてくれ」と勝手に主張し、挙句「恒男があなた付き合ってるのは同情」などとのたまう。
いや、ムーブとしては分かるんですよ。
恒男が好きゆえに暴走し、暴言を吐いてしまった。
これで自己嫌悪描写とか後の謝罪とかあれば溜飲は下がります。
ただ、その後の結果が最悪だった。
舞に言われたことを気に病んだジョゼは恒男を拒絶して逃げ、車道に飛び出してしまう。
それを追いかけた恒男は車に撥ねられ、重症を追う…。
やりすぎじゃ!!(曇らせ展開)
誰がここまでやれと言った
結果としては最悪です。
(序盤で踏切を乗り越えようとするジョゼのご無体っぷりとかを描写してるのは、伏線かはわかりませんが上手いと思いました)
もちろんジョゼも悪いんですが、間接的に舞が恒男の事故の原因を作ったようなものでは?
なんというか、客観的に見て結果がシャレになってないんですよね…。
その上、自己嫌悪とか謝罪描写とかもなく、一方的に告白して勝手にスッキリしてるし…。
その辺がぜんぜん整理・共感できず、舞の行動がひたすら「は?」と言う感じでした。
ジョゼを焚き付けて、噛ませ犬に敢えてなろうとしてるところとか、いい部分もあったんですが、いかんせんやらかしたことが酷過ぎて…。
クレーマー気質かもしれないんですが、ジョゼはまだ「ごめん」と恒男に謝っているのに(これだけでも多少の溜飲は下がる)、舞のやらかしについてはお咎めなしというのは、スッキリはしませんでしたね…。
話の作り上仕方ないんですが、「車に撥ねられて生死の境をさまよい、その上後遺症も残るかもしれない」というのは個人的に「やり過ぎ」なんですよね。
アニメだからなんとか話が成立してるかもしれんけど、現実的に考えたらもはや修復不可能なやらかしでは?
後半ジョゼと舞がライバル関係みたいになってるのとかも面白いんですけどね…
どうしても舞の暴言およびそれがもたらしたエグすぎる結果、そして舞への溜飲を下げる機会がなかったのが、どうしても引っかかりました。
…とまあ、不満を言ってしまいましたが、
そこからの後半の展開とかは良かったと思います。
やっぱり告白とキスシーンはいいですわね…。
恒男が告白した時は「よう言うた!それでこそ男や!」ってなりました(?)
恋愛厨なのでそこだけで許せちゃう感はありますし、関係を積み重ねてきてのあのキスはやっぱりカタルシスがありました。また出逢いの衝突と同じ構図なのが憎い。
「俺が管理人でいたい(うろ覚え)」っていい表現ですよね。
“ジョゼ””管理人”という関係性の表し方もニクい。
「ジョゼの自立」を描くのであれば、2人の関係が成就する必要はないし、結ばれるのがいいとも限らない。
いったいどう言う落とし所にするのかなと思いましたが、「自立した上でそれでも一緒になることを選ぶ」というのは、いい落とし所だなと。
結果として2人は結ばれ、恒男も留学に行けることになり。
個人的にあれだけ恒男が夢と言ってた、メキシコの魚と泳ぐシーンは、エンディングで出ないんかい!!とはちょっとなりましたが。
まあ、恒男もジョゼも夢を捨てずに歩み出せたところで終わっていて、そこでEDでサラッと描いてしまうのはどうか、というのがあったのかもしれません。
最後は桜並木を無事にふたりで見られる…というハッピーエンド。
ここの回収も丁寧だなあ…と思いました。
それだけに、要所要所の雑?な部分がどうしても引っかかってしまったというか。
もう少し長い尺ならどうなってたのかな…と思ったりもします。
原作・実写映画をまったく知らずに観たのですが、それぞれで展開が違うみたいですね。
「ジョゼ」の由来である原作とかも読んでみたら、また深まるのかも。
また追ってみたいと思います。
繰り返しになりますがアニメ表現としては一級と思いますので、それだけでも観る価値ありです!
大阪民もぜひぜひ
以上、勢いで書き殴りましたが、ご不快な表現などありましたらご容赦くださいませ。
やはりボーイミーツガールはいいものだ…。
ご覧くださりありがとうございました!m( )m
嗚呼、オーディオ沼【レコード編】
自分のオーディオ環境の構築を振り返る記事です。
前々回、前回は以下のリンクから。
最後の記事はレコード周りについて。
周辺機器やレコードの集め方、
お気に入りの盤など話していけましたら。
レコード周りもいろいろ沼があって、
そもそもレコードプレーヤー自体
より高級機(針圧が調整できる、回転方式の違い等)で
音が違ってくるという話も。
どっちみち低価格帯のプレーヤーでは
そんなに違わないという話もあり、
何より今使っているAT-PL300の
シンプルさが気に入っているので。
プレーヤーについてはここでは割愛します。
とはいえ、余裕があったら
いつかは高級機にも手を出してみたいですね。
*********************
【周辺機器】
まず、レコード専用のクリーナーは
しっかり買った方がいいな、という反省。
購入前はメガネ拭きみたいなもので拭いていたのですが、
どうしても盤が傷ついてしまったりするので、
そこはケチっては駄目ですね…。
また、大半の盤は問題なく再生できるものの、
たまーに音飛びするものがあったり。
盤自体のダメージや反り具合、
針圧の強さやプレーヤーが水平に置かれているか、
原因はいろいろあるみたいですが。
なにやらレコードスタビライザーという、
盤の振動を抑えるグッズがあると知って、
一応の対策に買ってみました。
水準器も付いていてプレーヤーが床と並行か見れるやつを。
(結局並行でしたが)
【レコードの保管方法】
レコードを買い始めの頃はかなり雑な保管方法
(適当なケースへ縦に並べる)をしてしまっていたのですが、
そのせいで曲がってしまった盤があり…。
ここが一番の反省です。
数が増えてきたのもあって、いっちょ
レコード収納用のラックを買うことにしました。
それで、部屋に増設したのがこちら。
現在のレコードラック。
早くも埋まってしまい、これからどうしよう…と
頭を抱えております。
部屋が狭いので、増設も難しいのですよね…。
とはいえ、眺めているだけでもニヤニヤできます。
2020年5月28日現在、142枚。
(大半が買ったきりで聴けていないのですが…)
【レコードの集め方について】
推しレコード店の一つ、梅田のseeedさん
上述のレコードラックがなぜ埋まってしまったのかというと、
定期的にロープライスのジャズレコードを大量買いして
物欲を満たす悪癖があるからですね…。
元々「なんか格好いいかも」という
ミーハーな理由でレコードを始めて、
特定の音楽ジャンルに詳しいわけでもなく。
何のレコードを集めるかな…と考えた時に
思い至ったのがジャズでした。
元々レコードでジャズを聴くことに憧れがあり、
偶然発見して聴いたジャズレコードが
またすんごい良かったんですよね。
(Jazz Spectacular/Frankie Laine, Buck Clayton)
ジャズという点である程度の曲調が予想できる&
ジャケット絵が分かりやすくておしゃれなものが多く、
ジャケ買いがしやすい、というのも大きな理由です。
Crosscurrents/Lennie Tristano
ジャケ絵がすんごいオシャレ
そこから購買欲が止まらなくなり、
気づいたら…という感じです。
もはや聴く前に買って積んでしまっていたり(ひどい)
とはいえ、レコード屋さんって
巡って見ているだけでも楽しいですし、
ロープライスコーナーを覗いて回るのもアリだと思います。
また、フォロワーさんと一緒に
レコード屋巡りしたりすると、
お勧めの盤を教えて貰えたりして大変ありがたい。
音楽の幅も広がりますし。
【特にお気に入りの盤】
しかし、手を出して分かったのが
レコード収集はとにかくお金が飛んでいく趣味でもあり。
前述のジャズとかだと数百円で手に入るものも
あったりするんですが。
大変なのが、J-popやアニメ系など、
最近のアルバムのアナログ盤。
限定生産でいったん買い逃すと
品薄でエグいプレミアム価格がついてしまってたりして。
一旦集めだすといくらお金があっても
足りない状態になりがち(震え声)
またキリンジが大好きなので
アナログ盤を集めているのですが
1stアルバムの「ペイパードライヴァーズミュージック」が
どこを探しても見つからないんですよね…
プレミア価格のものさえ見つからないという。
いつか手に入れたい…。
そんな訳で、入手した中でも特にお気に入りを
いくつか紹介していきたいと思います。
「これのレコード盤もあるんだ!」というのも。
キリンジ「牡牛座ラプソディ」「ムラサキ⭐︎サンセット」。
カラーレコードって非常にテンション上がりますね。
カラーレコードというだけで集めたい欲が。
大好きなミュージシャン・空気公団の初期レア盤2枚。
特に2枚目の「おかいもの展LP」はひとしお感激。
ゲームサントラのレコード。
ゲームサウンドもレコードで聴けちゃうんです。
非常にテンションが上がります。
「ドキドキ文芸部」「UNDERTALE」海外盤&日本盤。
海外ゲームのレコードもあるとは…!
存在を知った時めちゃめちゃテンション上がりました。
UNDERTALEのレコードはどちらも内容まったく同じなんですが、
ついつい両バージョン買ってしまいました。
Mitchie M feat. 初音ミク「グレイテスト・アイドル」「バーチャル・ポップスター」
ボカロのレコードもあるんです…!
またどの曲も良いので、非常におすすめな名盤。
【おわりに】
…とまあ、いろいろ話して参りましたが
やっぱりオーディオとレコードはいいものです。
(お金は飛びますが)
おそらく、上にはいくらでも上の人がいるのでしょうが、
本記事がよきオーディオライフの
ほんの一助になれたら幸いでございます。
以上、ここまでご覧くださり
ありがとうございました!m( )m
嗚呼、オーディオ沼【周辺機器編】
自分のオーディオ環境の構築を振り返る記事です。
前回の記事の続きより。
紆余曲折あってスピーカー2種・
EdifierのED-S880DB、
PioneerのISS-C270A-S(DESK LIVE)を購入し、
スピーカー選びはいったん落ち着いたのが
前回までの流れ。
しかし、スピーカーだけでなく、
オーディオ沼には色々あることは知ったのです。
順番にあれこれ語っていきます。
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【インシュレーター】
もっと広く言うと、スピーカーの設置方法ですね。
それこそ部屋のレイアウトとか設置角度とか
追究しだすと際限なくなりそうなので、ここでは割愛。
ただ、スピーカーを棚などに直置きするよりは、
インシュレーターという緩衝材を挟んだ方が
音質が向上するらしいのです。
これまた追い出すとキリが無くなりそうですが、
スピーカーにくらいは用意してもいいかなと思ったので、
急きょ購入することに。
少しでもいい音で聴いてあげたいですし。
いろいろ調べて、手頃な価格かつ
信頼のオーディオテクニカのものを購入。
材質も迷いましたが、無難そうだったので。
やっぱりあった方が、気持ち音がいい気がします。
ちなみにISS-C270A-Sには初回限定?で
真鍮性のスパイクが付いていたりもします。
【アンプ】
現状、音として一番気に入っているスピーカーは
ISS-C270A-Sですが、この子は
単体だとUSB入力のみにしか対応しておらず。
レコードプレーヤーのAUX出力に対応するには、
アンプと繋いでパッシブスピーカーとして
用いる必要があります。
素直に万能スピーカーのED-S880DBの方を
レコードプレーヤーに接続すれば、
アンプは不要といえば不要なのですが。
どうしても、ISS-C270A-Sの方でも
レコードを聴いてみたくなり。
しかし、これが想像以上に大変でした…。
正直、アンプというものの存在は知っていても
どういうものなのかが分かっておらず。(今もですが)
検索するといろいろ出てきます。なるほど。(?)
ひとまず、レコードプレーヤーとパッシブスピーカーの
橋渡しをしてくれるものだという理解をしました。
これをISS-C270A-Sに繋げば、
レコードを再生できるっぽい。
けれど、困った問題がいくつか。
まず、ISS-C270A-Sをアンプに繋ぐと、
今度はUSBの方に接続できなくなる。
パッシブスピーカー用にISS-C270A-Sの
接続を組み替えてしまうと、
元々のUSBの入力口が使えなくなっちゃうんですよね…。
「ここまでしてISS-C270A-Sでレコードを聴く意味とは…?」と
思ったりもしましたが、とにかく
ISS-C270A-Sを繋ぐアンプは、
AUX入力とUSB入力の両方に対応してもらいたい。
問題はもう一つあり、
アンプそのものの値段がかなり張るということ。
数万単位なのはわりとザラ。
その上、かなり大きくスペースを取る。
部屋のスペースの事情で、
そんなに大きなものは置けません。
流石にそこまで値段も出せないし…と
悩んでいた時に飛び込んできたのが、
中華製のデジタルアンプの存在。
値段も手頃で、サイズもそんな大きくなく、
音質も値段の割には悪くないものもあるとのこと。
正直、中華製への不安はあるものの、
試しに購入してみることにしました。
Amazonでサーチして、ひとまず買ったのがこちら。
超小型で3000円台ながら、
USB・AUX両方の入力口があり、Bluetoothにも対応…!
中華デジアンすごいなとなった一品です。
しかし、どうしても音質の面で不満があり。
どうも高音ボーカルがキツく(耳に刺さる感じ)に
なってしまっている気がして。
より音質が上がった製品はないものか…
とサーチしていると、見つけた2つのブランドが
「FX-AUDIO-(North Flat Japan)」と「Topping」。
いずれも中華アンプの中では
比較的名前が確立されたブランドらしく、
この2社の製品の中から決めることにしました。
そんな中で、こちらが求める条件に
フィットしていそうだなと思ったのがこちらの製品。
こちらもUSB・AUX両方に対応。音質もいい感じ!
より高級なアンプだともっと違ってくるのかもしれませんが、
今のところ大きな不満はなく、
このTopping VX1を使っております。
ボタン一つでUSBとAUXの切り替えもでき、快適になりました。
うっすらホワイトノイズが入るのが不満といえば不満ですが。
ネットだとけっこう故障報告もあるので
いつまで使い続けられるのかが怖いところです。
もし壊れてしまったら、
FX-AUDIO-のD302J+辺りを試そうかと。
また、中の部品であるオペアンプを
よりいいものに交換すると更に音質が向上する…?
という話も気になりましたが、こちらは
調べつつも実行には移せておりません。
そもそもヘッドホン回路に関わる部分であって
スピーカー回路には関係ないという話もあったり、
元々Topping VX1に使われているオペアンプ自体が
OPA2134とそこまで悪いものでもなかったり…
実際のところ、どうなんでしょうね?
詳しい方はご教授いただけましたら。m( )m
【真空管アンプ】
上記のアンプを調べる中で、気になったのが
真空管アンプという存在。
温かく柔らかい音になるとのことで、
これまた試してみたくなってしまいました。
本来は高級品寄りで割とヤバいお値段のものもありますが、
中華製の中にお手頃価格の真空管アンプもあったので、
ひとまず一つ入手してみることにしました。
それがFX-AUDIO-製のこちら。
LIMITEDと付いていて、限定生産だそうです。
(そういう言葉に弱い)
使い方としては、AUXケーブルで
レコードプレーヤーと本アンプ(Topping VX1)の間に挟む感じ。
それで、使ってみた感想ですが…
正直、よく分からないです(爆)
あるなしで聴き比べしてみましたが、
そこまで音の変化は感じなかったですし…。
ただ、悪い音にはなっていないですし、
気持ち音や声が柔らかく?なっている気もするので、
継続して使っております。
やはりエージングとかで変わってくるのかしら。
使う真空管を変えるとかでも音が変わってくるみたいですね。沼…。
また、電源を付ける際はボリュームを0にし、
電源を付ける順番は真空管→本アンプ、
消す順番は本アンプ→真空管、とするようには注意してます。
電源が付く際に「ボンッ!」とポップノイズが発生するので。
中にはそれでスピーカーが壊れたというレビューもあったので、ご注意を。
とまあ、紆余曲折あり、現在は
ISS-C270A-Sでレコード・PC音源
ともに聴くことができております。
苦労もあってひとしおに感じる。
他にもケーブルの材質で音が変わるとか
PCに差し込むと音質が向上するUSBノイズクリーナーとか
他にも得た知識はありますが、
追究しだすとキリがないのでここでは割愛します。
本記事ではこんなところで。
次の記事ではレコードについて語っていけたらと思います。
ご覧くださり、ありがとうございました!m( )m
嗚呼、オーディオ沼【スピーカー編】
現在の当方のオーディオ環境。
音楽を聴くのが好きなのですが、昨年春に思い切ってレコードプレーヤーを買ったのをきっかけに、どんどん沼にハマってしまいまして。
布教と振り返りを兼ねて、どういう風にオーディオ沼にハマったか、どういう周辺機器やレコードなどを揃えてきたかについて、書いていけたらと思います。
レコード・オーディオ沼にハマる一助になりましたら幸いです。(闇への誘い)
*********************
音楽を聴くのが好きとは言ったものの、元々音質などにそこまでこだわっていた訳ではなく。
それこそノートPCの付属スピーカーで満足していた人間でした。
きっかけになったのは、前述のレコードプレーヤーの購入。
元々レコード自体に憧れがあり、いつかは欲しいなと思っておりました。
そんな中、推しミュージシャンのアナログ盤が出ると知り。
本格的にレコードプレーヤーの購入を検討するように。
(他にも、レコードで音楽を聴く行為そのものへの憧れ、レコードの収集欲、音質がデジタルよりいいらしいと聞いて…など、理由はいろいろありましたが)
とはいえレコードプレーヤーって高そうだしなあ…とサーチしていると、ふと見つけたこのプレーヤー。
※現在はより新しいバージョンの製品がある模様。
価格が1万を切っていて、信頼できるオーディオテクニカ製。レビューも悪くなく、機能もシンプルで使いやすそう。
思い切って購入に踏み切りました。
しかし、このプレーヤーでレコードを聴くためには他にスピーカーが必要らしく。
右も左も分からぬまま調べ、とりあえずAmazonで手頃そうなスピーカーを買うことにしました。
それで見つけたのがこれ。
2000円くらいのPC用スピーカーではありますが、それでも初めて生で聴くレコードに感動し、満足しておりました。
ちなみに初めて入手したレコード盤は「チャージマン研!」のキチレコ。
正直これ聴きたさにプレーヤー買ったところもあり。
違うわ、こんなんじゃない!
— 眠れる兎6号@ちづ口コ合同誌・参加者を募集中! (@nemureruusagi06) March 27, 2019
ウッックルシイ!! pic.twitter.com/lGYDgl1Wf1
入手当初のセッティング環境。
初めてのレコード屋巡りで入手した佐野元春「VISITORS」と。
しばらくはこれで満足していたのですが。
「スピーカーをもっといいのに替えたら、より良い音になるのかしら?」となり、再びスピーカーをサーチ。
レビューなど色々読み比べ、見つけたのがこのスピーカー。
定価1万足らずですが、中古で数千円で入手。
前述のPCスピーカーはいったんお役御免に。
また、これと同時に、PCで音楽再生する際にも「スピーカー通して聴きたいな…」という欲求が生まれ。
PC用のスピーカーも購入するか…となって、
USB対応のものをサーチして、見つけたのがこちら。
JBL Pebbles バスパワードスピーカー USB/DAC内蔵 ブラック JBLPEBBLESBLKJN 【国内正規品】
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: Personal Computers
1万円以下のPCスピーカーの中ではかなり有名なこの機種。
ヨドバシカメラの店頭で聴いて
「いいな!」となり、3つ目のスピーカー購入。
レコード用にはGX-R3X、PC用にはPebblesで使い分け、これでひとまず落ち着くか、と思いきや。
だんだんと耳が肥えてきてしまい、
レコード側で「ちょっとボーカルが篭っているような…?」と
違和感を感じるようになってしまいました。
もっといいスピーカーならあるいは…?と、
つい欲望が膨れ上がってしまい、
何度目かのスピーカーサーチ。
そしてたどり着いたのがこちら。
数万台ですが、デザインに惹かれたのと、レビューが非常に良かったので。
直接聴いていないのに…と躊躇はありましたが、
思い切って購入に踏み切りました。
でかい
いざ聴いてみると…おお!やはり違いを感じる!
ボーカルが篭っている感じもないし、全体的に音が良い!
なにより低音がしっかりある。
BOSEのスピーカーも評判良くて悩んだのですが、
BOSEと比べると低音がキツ過ぎず、聴き疲れしない。
便利なのが、色々な接続方式に対応している点。
USBもAUXはもちろん、OPT、COXやBluetoothもイケる。
また、ボタン一つで入力形式を切り替え可能なので、
PCに繋ぎつつレコードも再生できます。ありかたい。
さらにハイレゾ音源対応で
リモコンでも操作可能と、至れり尽くせり。
設置問題さえ解決するなら、
一番人にお勧めしたいスピーカーです。
これでようやく満足…………と、思いきや。
人間の欲望とは恐ろしいもので…。
ED-S880DBを買った直後に、
ヨドバシカメラの店頭で見かけたスピーカーが
めっちゃくちゃ気になってしまいまして。
それがこちら。
PioneerのISS-C270A-S(DESK LIVE)くん。
いや…店頭でたまたま音が流れているのを
聴いた時にびっくりしてしまいまして。
「な、生演奏!?」と一瞬錯覚するほどに。
ずっしりしたフルメタルのボディもたいへん魅力的です。
サイズとしてはED-S880DBの3分の2ぐらいなのですが、
「このサイズでここまでの音がするのか…!」と
感動した記憶があります。
とはいえ、数万円台のスピーカーを既に買った直後。
いくらなんでもこれ以上
スピーカー買うのは…と躊躇いました。
また機能としては、ED-S880DBとは対照的なんですよね。
ISS-C270A-S単体で対応している入力形式は
なんとUSBのみで、他にはAUXの入力口すらない潔さ。
(アンプ等に繋ぐこともできますが、それについては別記事で)
さすがに買うのは…いやしかし…!と
むっちゃくちゃ悩みまくること数日。
ふと調べると、なんとメーカー公式のレンタルサービスが!
送料のみで2週間ほどISS-C270A-Sを借りられるとのこと。
ISS-C270A-S レンタルページ| パイオニアITストア
※現在はコロナウイルスの影響か、
レンタルが停止してしまっています…
まさに願ったり叶ったりで、
ひとまずこれでレンタルしてから決めよう!と早速お迎え。
同じ音源で、ED-S880DBや
これまでのスピーカーと聴き比べもしてみました。
一時期のオーディオコーナー。
どれだけスピーカー買うねん…
どのスピーカーも悪くないけど、やっぱり
ED-S880DBとISS-C270A-Sが頭一つ抜けている印象。
ただ、その中でもやはり自分はISS-C270A-Sに惹かれました。
ISS-C270A-Sに一番魅力を感じたのって、
ボーカルの綺麗さなんですよね。
本当にその場で歌っているかのような。
「DESK LIVE」の名は伊達ではありません。
本当に微妙な差なのですが、
ISS-C270A-Sのボーカル力がどうしても諦めきれず。
自分の好みで言うと、ED-S880DBを星4.5とすると、
ISS-C270A-Sが星5という感じ。
とはいえ、ED-S880DBが悪い訳ではまったくなく、
全体的なバランスの良さで言うとやはり
ED-S880DBに軍配が上がると思います。
なにより、ED-S880DBには音を調整できる機能もありますし。
特に、低音に関してはISS-C270A-Sは
ED-S880DBと比べるとやや控えめなので、
人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
自分は低音控えめの方が好みなので、むしろ良かったのですが。
そんな訳で、「やっぱりISS-C270A-S欲しいー!」となり。
定価9万台なのが、PayPayモールで
なんと半額以下の4万円で
買えるようになっていたのもあって。
結果、3万のスピーカーを買って数ヶ月もせず
更に4万のスピーカーを買う暴挙に出ました。
ふ、2つあれば聴き比べもできるし…(震え声)
今現在はこの2つのスピーカーを愛用しています。
部屋が狭いので設置スペースが無く、
結果ED-S880DBくんが窮屈な感じに。ゆるせ…。
メインはISS-C270A-Sを使いつつ、
ED-S880DBは主にスマホのBluetooth接続で活用。
使い込むにつれて音が良くなっていく(エージング)
こともあるみたいですね。沼…。
ED-S880DBも非常に便利なスピーカーなので、
購入したことは全く後悔していないです。
ただ、この2つ以外のスピーカーは
今は物置の肥しにしてしまっているのが申し訳ない…。
ひとまず、これにてオーディオ沼も一件落着……かと思いきや。
オーディオ沼はスピーカーだけに留まらず、
ここから更なる苦労?が待っていたのです…。
次回の記事 では、スピーカー以外の周辺機器について、
また、ISS-C270A-Sでもレコードを再生できるようにした記録を
記していきたいと思います。
いったんここで一区切り。
ご覧くださりありがとうございました!m( )m
デレマス・カバー曲妄想備忘録(第1回~第43回)【#勝手にJewelries会議】
***************************************
- 【第1回:並木芽衣子】
- 【第2回:佐城雪美】
- 【第3回:工藤忍】
- 【第4回:松山久美子】
- 【第5回:松原早耶】
- 【第6回:松永涼】
- 【第7回:池袋晶葉】
- 【第8回:北川真尋】
- 【第9回:東郷あい】
- 【第10回:西園寺琴歌】
- 【第11回:篠原礼】
- 【第12回:冴島清美】
- 【第13回:梅木音葉】
- 【第14回:龍崎薫】
- 【第15回:有浦柑奈】
- 【第16回:藤居朋】
- 【第17回:奥山沙織】
- 【第18回:愛野渚】
- 【第19回:長富蓮実】
- 【第20回:綾瀬穂乃香】
- 【第21回:首藤葵】
- 【第22回:瀬名詩織】
- 【第23回:野々村そら】
- 【第24回:井村雪菜】
- 【第25回:仙崎恵磨】
- 【第26回:楊菲菲】
- 【第27回:小室千奈美】
- 【第28回:ナターリア】
- 【第29回:伊集院惠】
- 【第30回:大原みちる】
- 【第31回:西川保奈美】
- 【第32回:兵藤レナ】
- 【第34回:原田美世】
- 【第35回:小関麗奈】
- 【第36回:柳清良】
- 【第37回:岸部彩華】
- 【第38回:キャシー・グラハム】
- 【第39回:柊志乃】
- 【第40回:道明寺歌鈴】
- 【第41回:氏家むつみ】
- 【第42回:若林智香】
- 【第43回:桐野アヤ】
- 【第44回~】
【第1回:並木芽衣子】
【第2回:佐城雪美】
【第3回:工藤忍】
【第4回:松山久美子】
【第5回:松原早耶】
【第6回:松永涼】
【第7回:池袋晶葉】
【第8回:北川真尋】
【第9回:東郷あい】
【第10回:西園寺琴歌】
【第11回:篠原礼】
【第12回:冴島清美】
【第13回:梅木音葉】
【第14回:龍崎薫】
【第15回:有浦柑奈】
【第16回:藤居朋】
【第17回:奥山沙織】
【第18回:愛野渚】
バスケ関連の曲の方がいいのかもしれませんが、そういった曲に明るくなく…。
渚キャプテンには真っ直ぐな応援歌を歌ってもらいたいなと思ったもので。
【第19回:長富蓮実】
【第20回:綾瀬穂乃香】
【第21回:首藤葵】
【第22回:瀬名詩織】
【第23回:野々村そら】
【第24回:井村雪菜】
【第25回:仙崎恵磨】
たとえ憂鬱な日々が 明日来るとしても笑おう 笑い続けようぜ 今を笑い続けようぜ (http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B30347)
【第26回:楊菲菲】
【第27回:小室千奈美】
【第28回:ナターリア】
【第29回:伊集院惠】
【第30回:大原みちる】
https://www.amazon.co.jp/dp/B01BSQ0GJY/ref=pm_ws_tlw_trk2
パンに関する曲で、唯一思い浮かんだのがこの曲でして…。
ちなみに作詞作曲は空気公団の山崎ゆかりさん。
もっとパンパンしてる(?)曲が見つかったら変えるかもしれないです。【第31回:西川保奈美】
【第32回:兵藤レナ】
♪Love or Lies/capsule
【第33回:木村夏樹】
♪KEEP ON ROCK’N ROLL/UNICORN
なつきちといえばロックの体現者ということで、大好きなロックを。
思いっっきり歌い上げてもらいたい。
【第34回:原田美世】
【第35回:小関麗奈】
【第36回:柳清良】
【第37回:岸部彩華】
【第38回:キャシー・グラハム】
【第39回:柊志乃】
【第40回:道明寺歌鈴】
【第41回:氏家むつみ】
【第42回:若林智香】
【第43回:桐野アヤ】
【第44回~】
合同誌(アンソロ)初主催の記録【かな子×智絵里(かなちえ)アンソロジー】
- 【主催した経緯】
- 【募集要項について】
- 【参加者への連絡について】
- 【情報・進捗の管理について】
- 【原稿の掲載順について】
- 【表紙のデザインについて】
- 【印刷所と部数について】
- 【イベント当日(シンステ8)について】
- 【イベント後の動きについて】
- 【反省点】
- 【さいごに】
【主催した経緯】
あまね@7783__まだ起きないで(お題箱よりかなちえ) https://t.co/3rtcsHjtYB
2019年10月13日 19:45