嗚呼、オーディオ沼【周辺機器編】
自分のオーディオ環境の構築を振り返る記事です。
前回の記事の続きより。
紆余曲折あってスピーカー2種・
EdifierのED-S880DB、
PioneerのISS-C270A-S(DESK LIVE)を購入し、
スピーカー選びはいったん落ち着いたのが
前回までの流れ。
しかし、スピーカーだけでなく、
オーディオ沼には色々あることは知ったのです。
順番にあれこれ語っていきます。
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【インシュレーター】
もっと広く言うと、スピーカーの設置方法ですね。
それこそ部屋のレイアウトとか設置角度とか
追究しだすと際限なくなりそうなので、ここでは割愛。
ただ、スピーカーを棚などに直置きするよりは、
インシュレーターという緩衝材を挟んだ方が
音質が向上するらしいのです。
これまた追い出すとキリが無くなりそうですが、
スピーカーにくらいは用意してもいいかなと思ったので、
急きょ購入することに。
少しでもいい音で聴いてあげたいですし。
いろいろ調べて、手頃な価格かつ
信頼のオーディオテクニカのものを購入。
材質も迷いましたが、無難そうだったので。
やっぱりあった方が、気持ち音がいい気がします。
ちなみにISS-C270A-Sには初回限定?で
真鍮性のスパイクが付いていたりもします。
【アンプ】
現状、音として一番気に入っているスピーカーは
ISS-C270A-Sですが、この子は
単体だとUSB入力のみにしか対応しておらず。
レコードプレーヤーのAUX出力に対応するには、
アンプと繋いでパッシブスピーカーとして
用いる必要があります。
素直に万能スピーカーのED-S880DBの方を
レコードプレーヤーに接続すれば、
アンプは不要といえば不要なのですが。
どうしても、ISS-C270A-Sの方でも
レコードを聴いてみたくなり。
しかし、これが想像以上に大変でした…。
正直、アンプというものの存在は知っていても
どういうものなのかが分かっておらず。(今もですが)
検索するといろいろ出てきます。なるほど。(?)
ひとまず、レコードプレーヤーとパッシブスピーカーの
橋渡しをしてくれるものだという理解をしました。
これをISS-C270A-Sに繋げば、
レコードを再生できるっぽい。
けれど、困った問題がいくつか。
まず、ISS-C270A-Sをアンプに繋ぐと、
今度はUSBの方に接続できなくなる。
パッシブスピーカー用にISS-C270A-Sの
接続を組み替えてしまうと、
元々のUSBの入力口が使えなくなっちゃうんですよね…。
「ここまでしてISS-C270A-Sでレコードを聴く意味とは…?」と
思ったりもしましたが、とにかく
ISS-C270A-Sを繋ぐアンプは、
AUX入力とUSB入力の両方に対応してもらいたい。
問題はもう一つあり、
アンプそのものの値段がかなり張るということ。
数万単位なのはわりとザラ。
その上、かなり大きくスペースを取る。
部屋のスペースの事情で、
そんなに大きなものは置けません。
流石にそこまで値段も出せないし…と
悩んでいた時に飛び込んできたのが、
中華製のデジタルアンプの存在。
値段も手頃で、サイズもそんな大きくなく、
音質も値段の割には悪くないものもあるとのこと。
正直、中華製への不安はあるものの、
試しに購入してみることにしました。
Amazonでサーチして、ひとまず買ったのがこちら。
超小型で3000円台ながら、
USB・AUX両方の入力口があり、Bluetoothにも対応…!
中華デジアンすごいなとなった一品です。
しかし、どうしても音質の面で不満があり。
どうも高音ボーカルがキツく(耳に刺さる感じ)に
なってしまっている気がして。
より音質が上がった製品はないものか…
とサーチしていると、見つけた2つのブランドが
「FX-AUDIO-(North Flat Japan)」と「Topping」。
いずれも中華アンプの中では
比較的名前が確立されたブランドらしく、
この2社の製品の中から決めることにしました。
そんな中で、こちらが求める条件に
フィットしていそうだなと思ったのがこちらの製品。
こちらもUSB・AUX両方に対応。音質もいい感じ!
より高級なアンプだともっと違ってくるのかもしれませんが、
今のところ大きな不満はなく、
このTopping VX1を使っております。
ボタン一つでUSBとAUXの切り替えもでき、快適になりました。
うっすらホワイトノイズが入るのが不満といえば不満ですが。
ネットだとけっこう故障報告もあるので
いつまで使い続けられるのかが怖いところです。
もし壊れてしまったら、
FX-AUDIO-のD302J+辺りを試そうかと。
また、中の部品であるオペアンプを
よりいいものに交換すると更に音質が向上する…?
という話も気になりましたが、こちらは
調べつつも実行には移せておりません。
そもそもヘッドホン回路に関わる部分であって
スピーカー回路には関係ないという話もあったり、
元々Topping VX1に使われているオペアンプ自体が
OPA2134とそこまで悪いものでもなかったり…
実際のところ、どうなんでしょうね?
詳しい方はご教授いただけましたら。m( )m
【真空管アンプ】
上記のアンプを調べる中で、気になったのが
真空管アンプという存在。
温かく柔らかい音になるとのことで、
これまた試してみたくなってしまいました。
本来は高級品寄りで割とヤバいお値段のものもありますが、
中華製の中にお手頃価格の真空管アンプもあったので、
ひとまず一つ入手してみることにしました。
それがFX-AUDIO-製のこちら。
LIMITEDと付いていて、限定生産だそうです。
(そういう言葉に弱い)
使い方としては、AUXケーブルで
レコードプレーヤーと本アンプ(Topping VX1)の間に挟む感じ。
それで、使ってみた感想ですが…
正直、よく分からないです(爆)
あるなしで聴き比べしてみましたが、
そこまで音の変化は感じなかったですし…。
ただ、悪い音にはなっていないですし、
気持ち音や声が柔らかく?なっている気もするので、
継続して使っております。
やはりエージングとかで変わってくるのかしら。
使う真空管を変えるとかでも音が変わってくるみたいですね。沼…。
また、電源を付ける際はボリュームを0にし、
電源を付ける順番は真空管→本アンプ、
消す順番は本アンプ→真空管、とするようには注意してます。
電源が付く際に「ボンッ!」とポップノイズが発生するので。
中にはそれでスピーカーが壊れたというレビューもあったので、ご注意を。
とまあ、紆余曲折あり、現在は
ISS-C270A-Sでレコード・PC音源
ともに聴くことができております。
苦労もあってひとしおに感じる。
他にもケーブルの材質で音が変わるとか
PCに差し込むと音質が向上するUSBノイズクリーナーとか
他にも得た知識はありますが、
追究しだすとキリがないのでここでは割愛します。
本記事ではこんなところで。
次の記事ではレコードについて語っていけたらと思います。
ご覧くださり、ありがとうございました!m( )m