しこうけいさつ24じ・広報部

カップリング二次創作の個人サークル「しこうけいさつ24じ」(代表:眠れる兎6号)の活動記録や、日々の雑記など。(Twitter:@nemureruusagi06)

言うは易し、行うは難し

朝に起床。熱いシャワーを浴び、大学へと向かう。

今日は文学サークルの作品の批評会だった。

阪急電鉄に乗り、座りつつ今日に批評する作品集

同志社文学』を読み直していると、

途中で隣に知的障碍を患っているらしき男の人が。

ブツブツ何かを呟くし、ずっと揺れてるし、何やら臭いは漂ってくるしで、

正直な話、苛立った。

前からずっと疑問なのだが、ああいった人はどうやって電車に乗ってくるのだろう。

付添いの方がいるのなら分かるのだが、単身で入ってくるということは

自分で切符を買い(割引があるのかも知れないが)、

自らの意志で乗車しているのだろう。

そんな電車に乗る人が、たまに見かける

ああいった行動をしているのが信じられない。

本当は普通の人で、一種のストレス解消で

ああいった行動をとっているのでは…といった、

失礼極まりない想像も出てきてしまう。

高校時代に政経の授業でも垣間見たが、

知的障碍者の方の家族や親族の方の心労は計り知れないものだろう。

そういった方への世話や付添いは極力したくない、

というのが大半の人の拭えない本心だろう。

知的障碍者を身内に持つ人が、死んでほしい、と

ネットの掲示板に書き込んでいるのも見たことがある。

良し悪しは別にしても、拭えない自然な感情だ。

障碍者の方にはどうしても世話や付き添いが必要で、

精神的にも肉体的にもとても過酷なものだ。

かといって、大半が生まれつきで、誰が悪い訳でもない、誰も責められない。

なのに、生きていること自体が罪のような扱いを受ける。

どうしても目を背けてしまう問題だが、それは今日も存在し続けている。

そもそも、上から語っている自分にも、他人事ではない。

複雑な脳のわずかな仕組みの違いで、それは身近に起こりうることだ。

個人の深刻な苦しみは、分散させて、社会が、そしてその中の

他の個人それぞれが分かち合えば軽減される。

補助金などの制度は行われているものの、

施設の待遇や、(「臭いものに蓋をせよ」ではないのか?という問題は残るが)

より一層の社会全体の認識が望まれるだろう。

「お前が行動しろや」という話なのだが。

知的障碍者の存在を皆が認識し、

各々向き合っていく必要があるだろう。

最低でも、見下す目線は決して持つべきではない。

偉そうなことを言いながら、自分自身、

書いていく上で上から目線になってしまっている感は否めないが。

何かを平らな眼差しで語るのって難しい。

元来の自己中な性格を、中高時代にこじらせてしまったために、

今回のように、時々自分でも悲しくなるくらい

低俗で身勝手な思考が浮かんでしまうことがある。

こういった思考にはどうやって向き合っていけばいいのだろう。

自分の脳を殴れたら、洗い流して思いっきり洗浄したいと思うことがたまにある。

一度汚れた心とは、生涯向き合っていかねばならない。


そういった事を考えながら、大学のサークル連に到着。

企画を務めているのだが、自分の不手際で

先輩方に迷惑をかけてしまった。申し訳ない。

それだけならまだしも、謝るときにヘラヘラしてしまう癖を直したい。

一時期雰囲気の合わない集団の中にいた時に、身についてしまった。

批評会はなかなか興味深かったが、

後半は眠気と精神的な問題のために言葉少なになってしまった。

気分屋なのも自分の欠点の一つ。我が儘もいい加減にしたい。

批評界の中で一番強く感じたのは、やっぱり作品を出すべきだな、という事。

今回の作品集には案と自信が沸かず、見送ったのだが、

時々、アニメ『あの花』のぽっぽみたいな気分になった。

とにかくどんなに稚拙でも書いてみるのが大切なんだと感じた。

こんな長文をダラダラと書くブログを始めたのもそういった理由がある。

バイトのため早く離脱せねばならなかったのだが、

帰り際に4回生の先輩が僕用に選んでくださった、

自分のサークル名「RE→BIRTH(再生)」にちなんだ2冊の本を貸してくれた。

2冊の本の作者は、共に大江健三郎氏のもの。

気になってはいたが、恥ずかしながら未読の作家だ。

この機会に読んでみよう。


帰りの電車の中でも物思いにふける。

混んでおりずっと立っていたのだが、どうして自己中の心って

やたらと椅子に座ることに固執するのだろう。

空いてる席を見かけたらオバタリアンよろしく席に突進するくせに、

座ったら座ったで罪悪感を感じたりする。自己中のわりに偽善が立つ。

椅子ぐらい人に譲るくらいの、わずかばかりの心のスペースを

どうして持てないのだろう。混んだ電車に乗るたびに、そういったことを思ってしまう。

駅から塾に向かう途中、自分の塾講師としての存在意義について考える。

もっと自信を持つべきだ、そんな結論に落ち着いた。

今日もろくな事はできぬまま、なんとか指導を終えた。

英語を見ている生徒の一人が、春から英語の授業を取り止めるらしく

ちょっと悲しくなった。自業自得なのだが。

何とかしないと、とずっと思いつつ、今日も今日とて改善できず。

今日こそは早めに帰…と考えたとこぐらいで

塾長に呼び止められ、テストの過去問印刷の手伝いをすることに。 Oh…

作業自体はそんな言うほど大変でもなかったのだが、1時間かかった。

しんどいとか悲しむよりも、1時間も経ったの!?という驚きが勝った。

今日はスニッカーズ貰えず。ガッデム。

帰宅して、最近ハマったドラマ『13歳のハローワーク』を見た。

毎週金曜の楽しみ。今週も面白く感動した。

手の動くままに書いていたらかなりの長文に、

そして思った以上にネガティブな内容になってしまった。

明日は休みだしのんびりしたい。

【本日の1枚】

読書経験

ワクドキ。