しこうけいさつ24じ・広報部

カップリング二次創作の個人サークル「しこうけいさつ24じ」(代表:眠れる兎6号)の活動記録や、日々の雑記など。(Twitter:@nemureruusagi06)

コミックマーケット2012 in Summer - 第八二の地平線-

年二回、夏と冬に東京で開催される

世界最大規模の同人イベント、

コミックマーケット」、通称「コミケ」。

今回はそのコミケに、

初めて3日間フルで参戦してきました!


【8/9 コミケ前日】

夜行バスに乗り、一日早く9日に東京着。

あまり来たことがないので、初日は

気ままに東京散策することに。

東京駅から

皇居周辺(すさまじく広い)、

日比谷公園(やたらとカラスが多い)をうろつき、

国会議事堂へ。

警備が厳しく、「何とか中に入れないかな」と

思っていると、なんと

一般市民の観覧ができるとのこと!

内部が想像以上の豪華さ&壮大さで、

圧倒されてしまいました。

大理石がこれでもかと使用され、

建物スキーな自分にはありがたかった。

役員の方も丁寧に説明や案内をしてくださり、

法学部生としても非常に有意義な経験ができました♪

衆議院参議院どちらの窓口でも申し込めるので、

永田町にお立ち寄りの際はぜひ。

内部の撮影は禁止

記念撮影後、国会図書館をチラ見し、新宿へ。

高層ビルがこれでもかと目白押しで、

特にコクーンタワーにはびっくりしました。

専門学校らしく、残念ながら中には登れなさそう。

観光名所にすればいいのになあ。

素敵な音楽でした

道中、広場で自衛隊の方々が演奏会をやっていた。

高層ビルと緑の街中に、弾むように響く音楽、という光景が、

自分の理想通りの光景で、非常に感動しました…

野外の音楽会っていいものですな。

続いて、憧れの東京官庁へ。

世界樹の迷宮』『セブンスドラゴン』フリークには

堪らない場所です…

「例のBGM」を聴きながら歩き回ることができて感激。

新宿を出て、江古田へ。

キリンジというミュージシャンのPVに登場する

茶店『poor house』を訪問。

街中にひっそりとありました

キリンジのCDやサンドイッチは

残念ながらなさそうでしたが、

ゆるーい雰囲気の落ち着ける場所でした。

店主の方が顕微鏡で何か見ていたのが面白かった。

カレーも辛ウマで、ピクルスが絶妙。

カレーライス(極辛) 壱〇〇〇円也

江古田自体も落ち着いた街という感じで、

商店街の通りが素敵でした。

その後は神田のホテルへ。

大浴場が入り放題というありがたい宿。

コーヒー牛乳が売っていたのには感動!

さっそく入浴後に

「風呂上がり 牛乳飲んで 酔ったふり」を実践しました。


【8/10 1日目】

いよいよ本題のコミケ当日。

のんびり7時ごろに宿を出ましたが、

車中・行列ともにすごい人混み。

暑

一日目は東の『まどか☆マギカ』のコーナーを回る。

杏子とさやかの同人誌を見れたのが

嬉しくて嬉しくて、

気が付いた時には15冊以上が手元に(汗)

コミケではお金のタガが外れますな…;

その中でも、サークル「Castle☆Command」の方に

スケッチブックを申し込ませていただくと、

快く引き受けてくださいました。

初対面な上に、申込み自体初めてで

軽くパ二ックになり、色々失礼もあったのですが、

丁寧に描いてくださり、嬉しかったです…

改めて、ありがとうございます。m( )m

まどマギ系の後は、

「生物(なまもの)」と呼ばれる、

実在の人物を元にした二次創作(ジャ○ーズなど)辺りも

見てみましたが、なかなか面白かった。

特に芸人のBLは、お笑い好きとしては

アパー!といった感じでした。

また、ツイッターで懇意にさせていただいている

同人作家さんや、大学の先輩、

中高時代の友人とも会って話すこともでき、

人間関係でも喜びがありました。

ただ、押しかけるのもご迷惑だったかな、と

申し訳なくなくもなりました。

自分のコミュニケーションにはいつも悔いを感じる;

1日目離脱後は、ツイッター

仲良くさせていただいている

『日常』好きの方々と、オフ会「日常の前夜祭」へ。

「監獄居酒屋」という、非常に変わったお店、

ロックアップ上野店が会場。

遊園地のお化け屋敷のような

凝った仕掛けが随所にあり、入るのが恐かったですw

個室が監獄風に格子扉&窓、

ドリンクがビーカーや試験管に入っており、

カクテルの名前も「無期懲役」「麻薬中毒」など

ネタな名前になっていて、

デンジャラスな気分にさせてくれます。

ちゃんと美味しいです

他にも、1時間に1回、店内で謎のショーが起こり

突然爆音が鳴り響いて

スクリームやらピエロやらの

コスプレをした店員さんが歩き回る……などなど、

とにかくネタに事欠かないノリのいいお店でした。

さらに、2回目の入所(来店)で

頼めるドリンクメニューの種類が増えるなど、

かなりの商売上手でもありました。

1度は行ってみてほしい愉快な居酒屋です。

『日常』談義も盛り上がり、

二次会のカラオケでも、

『日常』関連ソングが目白押し。

つい調子に乗ってしまいました。

単身で東京に来たので、

こんな風に誰かと話して

ご飯を食べられる、というのは

非常にあたたかく、幸福でした。


【8/11 2日目】

前日のオフ会を主催くださった

ツイッター仲間、ぽんゆずさんが2日目に

「pyz工房」として出展されており、

ご好意でこの日は売り子を手伝わせていただけることに!

こんなむさい男でいいのかしら、と申し訳なくなりましたが;

通行証(初めて見ました、感激!)を受け取り、

初の会場前のコミケ

列に並ぶのを回避できた上、

憧れのコミケを、サークル側から見ることができ……感無量。

「pyz工房」のブース!

しかもしかも!

ぽんゆずさんの杏さや本や

他にも杏さや同人誌やまどマギグッズをいただけました!

お忙しいのにこちらがお願いして

スケッチブックまで書いていただけて……

なんとお礼を申し上げたらよいか。

お隣のサークル「table」の同じくツイッター仲間さん、

ま(ざび)さんやモギ野さんも

今回の新刊、渾身の力作をくださり、

会場中を叫びながら

走り回りたい気持ちになりました(危険)

何もお礼できない自分がもどかしい!

ニヤニヤが止まらない

他にもツイッターの『日常』クラスタの方々がいらして、

初めて直接拝見することができて狂喜。

自分のことを女性だと思っていた方が

いらっしゃったのは予想外でした;

申し訳ないやら不思議やら。

自分の友人も来て、ぽんゆずさん特製ストラップを

買ってくれ、感謝ァ☆

満足な接客ができたかは疑問ですが、

非常に実りある経験になりました。

デフォルメキャラがキュートな先生ストラップも

中村先生が完売♪

…私も欲しかった(血涙)

「table」さんの方も大繁盛で、2日目は幕を閉じました。

その後は2日目の『日常』オフ会、

「日常の飲み会」へ集団で移動。

途中で忘れ物をして

勝手に集団を離れてしまい、

皆さんにご迷惑をおかけしてしまった。ごめんなさいm( )m

集合時間に集団大遅刻してしまいつつも、

なんとか秋葉原の会場に辿り着けました。

今回は15人を超える大規模なオフ会で、

どの方も『日常』創作・イベントのプロ。

数々のスペシャルな名刺をいただきました。

やはりお返しできないのがゆるしてヒヤシンス。

途中、睡眠不足+ほっとしたのか

急激な睡魔に襲われてしまい、

ほとんどお話はできなかったのですが…;

その場に居合わせられたことを光栄に思いました。

その後は解散し、昨日のオフ会でもご一緒した

通称「中村先生クラスタ」の方々と

ゲームセンターやカフェへ。

昨日に引き続いて、

『日常』に関する話や創作談義をば。

スケッチブックに絵を描き合う、といったことも。

これ以上ないほどの、

有意義な経験をさせていただきました。


【8/12 3日目】

最終日も前日2日と同じような感じなのかな…

と思っていましたが、甘かった。

男性向けメインということもあり、

比較にならないほどの男性率の高さ。

さらに、蒼樹うめ先生や日向悠二先生など、

名だたる絵師の方も多数出展されていたそうで、

行列が意味の分からないことになってました。

館内も1日目、2日目の2倍くらい人がおり、

あらゆる箇所が満員電車状態。凄まじい。

3日目行かれる方はお気をつけて…

この日も『まどマギ』の杏さや本を中心に、

あれこれ漁りまくりました。

買ってすぐは「お金遣い過ぎかな…」と

ちょっと後悔するのですが、

今「あの作家さんの本もっと買っときゃよかった!」と

考えている自分がいて、なかなかに恐ろしいです。

成年向けの本が多く、

時たま死んだ魚のような目になっていたのですが、

女性向けの雑貨や、本当のサブカル系が多いのも

3日目の特徴で、そちらも非常に楽しめました。

欲を言えば、西のオリジナル系、一次創作系も

もっときちんとチェックしておくべきだった。

ついに最終日も過ぎ、帰りのバスが来るまでに

同じくコミケに来ていた大学の友人と合流。

最終日はぼっち飯を覚悟したのですが、

人に恵まれました。ありがたい(涙)

その友人は日向悠二さんの列に並んで

本を手に入れたらしく、

「もう一冊買ってもらえば良かったァー!!」と

90パーセント後悔♪

始発で並ばないと手に入れられない

プレミア本も数多くあったようで、

「そんなに売れるんだったら

 もっと多く刷ったらいいのにな。

 みんなのためにもなるし」と

つくづく思いました。プレミア商法というやつだろうか?

なにせ二人とも時間が余っていたので、

自分が買った同人誌を喫茶店で読み合う。

一般的な空間でこんなことするのは

本当はよくなかったな、と反省;

友人と別れた後、バスの停留所まで行きましたが、

今回は宅配便を一切利用せず、

買った同人誌を一式丸ごと持ち歩いた上、

キャリーバッグなどもなかったので、

周りの人に振り替えられるくらいの

重装備になりました。肩がガガ


そんなこんなで、あっという間の4日間でした。

夢のような楽しい日々でしたが、反省点も色々ありました。

最大の反省は、スケッチブックを

かましく頼み過ぎたこと。

2日目に早く入場できたことで浮き足立って、

開場前に尊敬するサークルさんの所に

押しかけてしまったのですが、やはりご迷惑だったようで…

一応設営も終わって

じっとしていらしたので突撃したのですが、浅はかでした;

その点は非常に悔やんでいます。

他のサークルさんにも結果的に

お手間をかけてしまい……

「スケブを描いてもらうのは当たり前」とは

さすがに考えてはいませんが、

コミケというのはサークルさんにとっても

殺人的に忙しい、特殊な場所なんだ、という

認識をもっとしておくべきでした。

「相手の気持ちを考えて行動する」という、

自分の最大の課題の未熟さが露呈してしまい、

申し訳なかったです。

あとは、接客時にも思いましたが

滑舌の悪さと声量の小ささ。

「声が小さい=丁寧」という謎のイメージがあり、

無意識に声をセーブしてしまうのです。

もっとカラオケの時みたいな声を出せるようにせねば。

ネガティブな反省の一方で、

ポジティブな活力もすごく補充されました!

どの作家さんの作品も愛情に満ち、

皆さん輝いていらっしゃり、素敵でした。

さらに、ツイッター仲間さんをはじめ、

数多くの方々と会え、大切な思い出ができました。

しがない大学生の自分が、こうして

同人作家の方々と向き合って話せることは、

数年前には考えられない奇跡。

人に恵まれた旅行でありました。

肩を並べられるよう、

きちんと一から己の画力や作品に

向き合いたいと思います!

という訳で、お疲れ様でした!

……と、言いたいところですが、

来週、今度は大阪で

「スーパーコミックシティ」、

さらに再来週に東京で

杏さやオンリー「一人ぼっちは寂しいもんな」という

天国のようなイベントがあるようなので、

足を運びたいと思います(白目)

いただいてばっかりだったので、

今度は差し入れなど、こちらも何かできたらと。

「好意の押しつけ」にならないよう、

客観目線を持って、作家さんたちの後を行きたい。

そして、自分もいつか!!

【本日の1枚】

宝物ができました

愛に溢れてます。感謝。