しこうけいさつ24じ・広報部

カップリング二次創作の個人サークル「しこうけいさつ24じ」(代表:眠れる兎6号)の活動記録や、日々の雑記など。(Twitter:@nemureruusagi06)

ぐんまけん! ~日常・聖地巡礼~

大学の友人と二人で、アニメ『日常』の

聖地巡礼に行ってきました。

青春18切符で列車に揺られること半日、

群馬の高崎駅に到着。

高崎と言えば、

『日常』の熱血教師、高崎 学先生。

という訳でさっそく、イナフ!

イナフ!!

イナフ!

グッドイナフ!!

もう一発

高崎自体には『日常』に関連する場所はないみたいですが、

やりたい事を出来て満足。周りの目が痛い。

風情ある外観

少しレトロな電車で引き続き移動。

ドアは手動式なのが面白かった。

…

今晩の宿泊地、水上に到着。

という訳で、『日常』麻衣ちゃんの真似事。

この水上は、

愛するミュージシャン、キリンジ

『温泉街のエトランジェ』という温泉ソングの

歌詞に登場する温泉地の一つでもある。

伊香保・白骨・黒川・水上・道後・登別の6つ)

うち、群馬にあるのは伊香保と水上。

今回、「ぜひとも行きたい!」という自分のワガママで、

2つの温泉地に行けるよう

友人が予定を組んでくれました。いやはや、頭が上がらない。

夜なので、宿までの道はかなり怖かった。

けれど、到着した宿「水上館」はとても快適でした。

温泉は透明度の高い珍しいお湯で、

大人しめながら、浸かっていると

ポカポカと温まる、上品で優しいお湯でした。

少し、麻衣ちゃんのイメージにも重なるかも?

近くを電車が走っていて、

ゴトンゴトン……という遠い音を聴きながら

入る露天風呂は、風情たっぷりでした。昼にもまた来たい。

大きな川の側

朝に部屋から撮った光景。

急流滑りなどもできるそう。


2日目、二人揃って早速の朝寝坊。

やっぱり温泉入るとぐっすり寝れますね(無責任)

午前中は「ぐんまツーデーパスSP」を使い

列車とバスを乗り継ぎ、山奥の伊香保温泉へ。

道中で名物の温泉まんじゅうを購入。

あんこが上品で美味です。

水上もそうでしたが、

標高が高いと、とても涼しい。快適でした。

♪列車を降りたなら、そこは湯の街

伊香保名物、石段の光景。

シーズン外れで平日ということもあってか

意外とやっている店は少なかったのですが、

いなせな場所です♪

伊香保の足湯

温泉地といえば、やっぱり足湯。

山道を歩いた足をゆったりと休められます。

原湯のままいくのは止めましょう

石段からさらに先の山道を進むと、

源泉を飲める場所が。

喉が渇いていた上、たっぷりと出てるので

飲みやすいのだろうなと思い込んで

源泉100%をがぶ飲み。

途端、口一面に鉄の味が充満し、凄まじくむせました。

非常に濃厚でした……伊香保すごい。

温泉を飲む際は、必ず薄めるようにします;

すごい鉄分

どれぐらい濃いかは

こちらをご覧になっていただければ。

一見川のようですが、実際は源泉の流れで、

底が真っ茶色に染まってます。なかなか見れない光景。

山の奥にあります

念願の露天風呂に到着。

温泉以外の水道は、水しか出ないので注意。

シャンプーなども利用禁止のよう。

しゃぶしゃぶのタレみたい

2つの浴槽があります。

前のお湯は白く見えますが、実際は赤め。

伊香保は鉄分の高い、濃い目の温泉。

身体の芯までぽかぽかと温めてくれます。

樹々と空を見上げ、

遠くに蝉の声が聞きながら入るお湯は

自然の中ならではの風情がたくさんでした。

秋には紅葉も見れるそうな。

自然なあまり、なぜか

浴場の石床に飛び出してきていたミミズを

裸足で踏んでしまいましたw

思った以上に柔らかかった。

幸い無事だったので、土に返しましたが。

標高はかなり高め

名物らしきカレーうどんを食し、伊香保を後に。

本来の温泉街を楽しみたい方におすすめかも。

駅に戻り、今回最後の温泉地、

草津に向かいます。

温泉のはしごという、人生初の贅沢。

モヒカンの少年もおらず

中之条、と言えば、『日常』のモヒカン少年。

降りはできませんでしたが、

せっかくなので大福と共に記念撮影。

ちゃんみお!

終点の長野原草津駅

『日常』のちゃんみおを彷彿とさせます。

本来の地名は長野原なのですが、

分かりやすいように草津を挟んだのかも。

ここからはバスで、伊香保以上の険しい道を進む。

ぶじ草津に到着するも、あいにく雨が降り出し、

慌てて今晩の宿「アゼリア」へ。

ビジネスホテルなのに温泉が湧いている。すごい。

♪湯煙の街灯りが誘う

運良く雨も止み、エキゾチックな道を進んで

「西の河原露天風呂」へと向かう。

暗くてあまり写真は撮れなかったのですが、

群馬最大の温泉地ということもあり、

降りた瞬間から、そこら中に硫黄の香りが漂っていました。

道中の光景も息を呑むすごさでしたが、

一番感激したのは露天風呂。

今まで生きてきて

こんなに広いお風呂を見たことがない、

というくらい、超巨大な浴場でした。

具体的には、学校の運動場くらい。

軽く200人くらいは入れそう。

しかも、これでもかと言わんばかりに

源泉そのままのお湯が

それこそ湯水のように吹き出していました。

さらに、シーズン外れで夜遅くということもあり、

お客は自分と友人の二人だけ!

雨上がりの一面の夜空を眺めながら、

これ以上ないほどの贅沢な経験ができました。

衝撃のスケール

草津名物の湯畑。とにかく圧巻です。

なんでも、草津温泉

日本の温泉の中で量が一番多く、

全体で1分間に10000リットル以上湧き出しているとのこと!

もはやお湯のインフレ状態。枯渇しないのかと心配になるレベル。

それでいて、お湯の質も非常に濃く、

濃厚な鉱物の香りが。

かなり効きますが、入り過ぎに注意。

湯の街の雰囲気を存分に楽しみながら、

2日目もまったりと過ごしました。

唯一の不満は、温泉卵を見つけられなかったこと。


最終日はまたしても寝坊。

やっぱり温泉入るとぐ(略)

この日はもう一つの目的、聖地巡礼に向かいます。

♪旅をしませんか

草津と別れ、『まどマギ』の聖地、前橋公園へ。

車窓からの眺めは一面の緑で、

まさに旅、という感じがしました。

前橋駅からは徒歩。

温泉地の涼しい気候に慣れすぎて、

下界の残暑に凄まじいダメージを受けました。

外観も素敵

ガイドブック片手に、道中にて

大正から続くという、歴史ある

オシャレなお店「西洋亭・市」にて昼食。

六五〇円也

前橋名物、ソースカツ丼

独特の酸味のあるソースと

ジューシーなカツが絶妙で、

泣きそうなほど美味しかったです。

「また食べに来る!」と二人して誓いました。

少し体力を回復させて、歩き出したものの、

前橋公園のどこからアニメでの光景を見れるのか

全く把握してきておらず、

結局友人と友人のスマートフォン

丸投げしてしまいました;

なぜこの地が選ばれたのだろう

歩き回ること数分、なんとかたどり着けました。

ドーム前の車道からの眺め。

まどマギ』第7話で杏子がさやかを

初デート連れ出した時にチラッと映った場所がここ。

アニメの通りで感激しました。

さやかが俯きながら歩いた石畳も

探したかったんですが、暑さと広さのため断念。

なぜか男二人、公園内で

四つ葉のクローバーを探したりして遊び、

バスで次の目的地へ。

原作も持ってきた

続いては『日常』聖地の伊勢崎。

伊勢崎市は原作者のあらゐさんの故郷でもあるそう。

再開発が進んでいるらしく、

駅前は入り組んでました。

街としては、あまり観光地然していない

大人しめの住宅地といった印象。

想像以上に『日常』がプッシュされておらず

かなり寂しかったですが、

くじけず散策を続けます。

なのちゃん!

「東雲」の由来、「しののめ信用金庫」。

はかせと校長の関係性は気になるばかりです。

残念ながら木造宅はない

東雲研究所のモデルとなった場所!

肝心の建物がないので若干分かり辛いですが、

見比べると「おお!」となりました。

制限のバーが目印。

偶然の一致か、それとも…

あらゐ先生の実家を発見しました(違)

ユリアー!

さらに囲碁サッカー部の金髪っ子、

関口ユリアの実家も(略)

せっかくなら「大工」も見つけたかった。

マークと店名以外そのまま!

「大工バーガー」……もとい、モスバーガー

中にゆっこたちがいたらなあ。

周りは一面の田んぼ

ここにたどり着くのが一番大変だった……

30分近く歩いてたどり着いた、

時定高校のモデルとなった

群馬県立伊勢崎商業高等学校

ちょうど下校時刻で

現役の高校生たちが下校していて気まずく、

残念ながら遠くからの撮影。

正門からの眺めは、まさにアニメの通りでした。

制服はアニメとは異なる、黒いシックな服で

アニメの通りじゃないのかと嘆いていたら

友人が「あんなコスプレみたいな制服ある訳ないだろ」

とツッコミ。ごもっとも。

生の学校が見れて、面白かったです。

ここで二人の体力が尽きてしまい、

さらに時間も無かったので、

泣く泣くバスで伊勢崎を後にしました。

「行けば分かるだろう」という甘い考えで

こちらもリサーチせずに来てしまい、

友人にも迷惑をかけてしまったので

非常にすまなく思います;

行くからには自分できちんと地図を

プリントアウトするなりしてくるべきでした。

ガラケーのため携帯で地図が見れない)

加え、距離もかなりあることが分かったので、

少ない荷物・涼しい時期に

車で来た方がいい、という結論に至りました。

皆さんもお気を付けを。

山陸大国グンマーに別れを告げ、

伊勢崎線で東京へと向かう。

漫才師はいないものか

初めての浅草。

また昼時に観光に来たいです。

銀座の近く(!)にある銭湯にて休息し、

友人のお勧めで「東京チカラ飯」にて

「焼き牛丼」を食し、いざ夜行バスへ。

最後までお風呂尽くしの旅行でした。


結局最後まで友人に頼りっぱなしで、

楽をさせてもらいましたが、

迷惑をかけることもたびたびで申し訳なかった;

男二人旅とはいえ、

気心の知れた友人との旅は非常に気楽で、

今回も非常に楽しめました。

というか、友人ができる男で

惚れそうになった♂(危険発言)

迷惑でなければ、また

他の温泉にも行ってみたい。

人との出会いって面白いなあ。

【本日の1麻衣】

まだまだ不自然

旅行中に描いた絵。

水上温泉に入って夜の列車を眺める

麻衣とゆっこ……という設定。

どんな時でも描こう、という気概は大切なのかも。