『THE MANZAI 2012』本戦サーキット大阪 感想
本日、初めて
お笑いグランプリの予選を
生で見て参りました。
12月に決勝が全国放送される、
漫才大会『THE MANZAI 2012』の
大阪準決勝。
大阪人ながら
なんばグランド花月に来たのも
地味に初めて。
プロの芸人さんの
喋りや動きってすごいんですな…感激。
以下、全20組のネタや
審査結果への簡単な感想を。
上から目線＆個人の勝手な好みですが
ご容赦ください;
ネタバレにもご注意。
だいたい出演順のはずですが、
中盤間違ってるやも;
・パープーズ
トップバッターながら
非常に安定していました。
ちょいウザなキャラと
独特のゆるい空気を
演じきったのはお見事。
変に力んでいる所を
見せないのもまた良かった。
いつも通りの芸能＆歌ネタ。
場はけっこう湧いてました。
生で聴いてもやっぱ歌上手。
二人ともテレビでおなじみのネタを
使わなかったのは
好感持てましたが、
ボケの内容と後半の感動展開は
個人的にいまいちハマらなかった。
・学天即
面白かったんですが、
そこまでの爆発は
起こらなかったかも。
横断のくだりは笑った。
・ライセンス
正直、途中でダレてしまった。
知名度に助けられてウケてた感じが。
唯一の女性コンビ。
場のウケは今一つでしたが
個人的には好きでした。
後半の展開がもったいなかった。
ボケというよりは
一つの状況を
ひたすら引き伸ばして笑わせるネタ。
残念ながら場に
それほどハマっていなかった。
見直した、というと言い方が悪いが。
コントコントしたネタでなく、
それでいてジャルジャルらしさを失わない、
洗練された漫才を見せてくれた。
言葉の中にさりげなく
ボケを織り交ぜる手腕もまた良かった。
・笑い飯
新ネタを期待していたけど
残念ながらテレビで
見たことのあるネタ。
ファンタジー路線が続いているが、
どうにもあれ以上飛び抜けた
設定が来ない。
・ロザン
ネタの入りが若干
観客を離れさせてしまったかも。
中盤の怒涛の悪口ラッシュは
正直ブラマヨ吉田氏の方が上手い…
オチは良かった。
ボケのゆるーいキャラだけで
ネタが成り立っているようなものなので、
ボケが合わなかったら
全くだろうなあ;
個人的にもあまり。
顔ネタを多用することなく
王道のコント漫才で固めてきた。
悪くはなかったが平坦な印象;
・天竺鼠
相変わらずの不条理さが良かったが、
前々からやってる漫才の内容と
そんなに違わなかった。
・和牛
和牛らしい動きのネタながら、
後半の展開が尻すぼみだったか。
SMAP歌ネタが分からない(涙)
昨年決勝でやったネタの使い回し。
新ネタを期待していただけに残念。
・赤い自転車
初めて見ましたが、
勢いがあって
ネタも王道でなかなか。
序盤にもっと湧くボケが欲しかったかも。
王道のコント漫才ながら
今回はシチュエーションを
多彩に変えてきた。
中間のツッコミ武智氏の
ツンデレには萌えた。
毎回テンション高い
滑舌ネタを見せてくれるが、
今回はいわゆる
悪口で笑いを取るネタだったのが少し。
元からこのコンビが
好きというのもあるのだけど、
個人的に一番好きだった。
程よく知名度を利用したつかみも
怒涛のボケラッシュも良かった。
客席も何回も湧いていた。
特に石田氏の動きのキレは
想像以上だった。
やっぱりM-1王者の名は伊達じゃない。
・千鳥
相変わらずの電話ネタ。
ネタ終わりギリギリまで
ボケを引き伸ばしてからのツッコミ、
その度胸と技量はさすが。
とはいえ、そこまで良かったか？
知名度高い方々もかなり多い
大会でしたが、
全体的に“漫才”や
“漫才やってる自分たち”自体を
ネタにした漫才が
多かったのが少し残念。
大阪ネタや知名度で
場を沸かせるのも
個人的にはいまいちでした。
その一方で、ネタ自体の威力で
堅実に勝負してくる
コンビもきちんといて、
全体的には楽しめました。
審査の結果は…
３位 スーパーマラドーナ
２位 NON STYLE
１位 千鳥
となりました。
ファンの方々には申し訳ないですが
「結局千鳥かあ…」と
萎えてしまいました。
つまらなくはないんですが
何がそこまで評価されるのかが謎。
「大阪はみんな千鳥推し」
みたいなイメージが
定着していますが、
そうとは限りませんからね(;･ω･)
京都サーキットでも
千鳥が一位だったみたいだし、
吉本的に今年は
千鳥を優勝させたいのかしら……
前々からなんでこんなに
千鳥が推されてるのか
一向に分からない。
嫌いではないんですが…
まあ素人はごちゃごちゃ言わず、
来たるべき決勝大会も
楽しみたいと思います♪
東京勢の芸人さんたちも
生で見たいなあ。
