しこうけいさつ24じ・広報部

カップリング二次創作の個人サークル「しこうけいさつ24じ」(代表:眠れる兎6号)の活動記録や、日々の雑記など。(Twitter:@nemureruusagi06)

加茂川マコトの思い出。

京都の出町柳にある

出町商店街および桝形商店街の

マスコットキャラ、加茂川マコト

萌えキャラを使って新たなお客を呼び込むという

いわゆる「萌えおこし」のため、

2011年から商店街の中に現れて以来、

商店街の活性化のために

活躍してきた萌えキャラです。

その加茂川マコトが、

3月31日をもって商店街から姿を消すということで、

見納めに行って参りました。

その辺りの経緯は以下のブログをご参照ください。

#の唐倶利ブログ:出町商店街マスコットガール『加茂川マコト』騒動:経緯まとめ

商店街内に置かれたポップとお知らせ

正直、初めて見た時は

よくある萌えキャラの利用か、と

そんなに気にしていませんでした。

が、商店街に

萌えおこし」が使われるというのは

今まで見たことがなく、

元々商店街の活気ある雰囲気が好きな自分には

とても魅力的に思えました。

商店街の人々に受け入れられると共に、

お祭りやイベントにも積極的に利用され

街を盛り上げるのに一役買うその様子は

自分の思い描く商店街像そのもの。

いつしか、自分もイベントに

足を運ぶようになっていました。

2012年の夏に行われた、

叡山電鉄スタンプラリーのポスター

加茂川マコト自体に燃えるというよりは、

商店街のために奮闘する子、という設定が

好きだったのかもしれません。

これからもずっと商店街と

仲良くやってくれれば……と願っていましたが、

残念ながらそう長くは続かなかったようで。

加茂川マコト」というキャラ自体は残るようですが、

商店街とマコトとの関係はもう無くなります。

たかだか実在しないキャラクターのこととは

自分でも分かっていながら、

寂しさが拭えません。

初めてマコトの存在を知ったのがこのポップ

3月末に何度か

桝形商店街を訪れる機会があったのですが、

なにせ円満な形の終了ではないので、

商店街からマコトが消える、という知らせも

ほとんどありません。

月末になるにつれ、

ひっそりと目立たないように

少しずつマコトの描かれたものが消えていきます。

3月22日撮影。

この頃にはまだあったマコトの幕も…

3月29日撮影。

回収されていました。

そんな状況で迎えた、31日。

何もないだろうな、と思いながらも、

諦めきれず足を運びました。

いくつもあったポップも、

契約終了のお知らせさえも無くなり、

残されたのはこのポップ一つだけ。

このポップさえも、18時過ぎには

無くなっていました。

そのまま、自分の知る限りでは

特にお知らせもイベントもなく、

3月31日は平穏に終わりました。

人の気配の途絶えた商店街

仕方のないこととはいえ、

いつか加茂川マコトの存在が

完全に商店街から

忘れ去られてしまうのではないか、と

それだけが心残りです。


ちなみに、この出町・桝形商店街、

アニメ「たまこまーけっと」に

登場する場所でもあります。

主人公の家のモデルとなった

和菓子屋さんにも行って参りました。

超盛況。

せめて、これからも商店街が

活気付いていくことを願います。