しこうけいさつ24じ・広報部

カップリング二次創作の個人サークル「しこうけいさつ24じ」(代表:眠れる兎6号)の活動記録や、日々の雑記など。(Twitter:@nemureruusagi06)

「THE MANZAI 2013」決勝大会 感想

「THE MANZAI 2013」優勝者決定(ネタバレ注意)

12月15日にフジテレビで全国放送された、

漫才日本一を決める大会

THE MANZAI 2013」決勝のネタごとの感想です。

準決勝以前の予選は見ていません。

かなり偏った、上から目線の意見が含まれております、

ご了承くださいませ。m(__)m

ちなみに、審査前のプレゼント投票は

4回とも外しました。

また、ご覧になっていない方は

ネタバレにもご注意ください。

【ワラテンテスト】

トレンディエンジェル「ファッションショー」

復活したワラテンテスト。

Hi-Hiやアルコ&ピース辺りも

期待してたんですが、トレエンとはw

斎藤さんのセリフが早口で

聞き取りづらい所があり、

いつもそこがもったいないなと。

でも、場を明るくできる笑いって貴重ですね。

かなり適役だったのではないでしょうか。

育毛剤プシャー」といった

無邪気なハゲ弄り、個人的には好みです。

【Aブロック】

レイザーラモン「ファッションショー」

いきなりトレエンとネタ被りてw

そこにまず笑った。

派手な言動のわりに、ボケの質が弱かった印象。

特に服を使った後半のくだり。

二人のHG・RGとしてのキャラをどう扱うか、

そこがポイントでもあった訳ですが。

もっとキャラを消した

ガチガチのネタを見たかったな。

チーモンチョーチュウ「鶴の恩返し」

ツッコミの人、上手かったんやなあ。

3文字ゲームのネタくらいしか知らなかったので

まず驚きました。

中盤から長いコントに入ったのは、

良かったんだろうか。

個人的には好きだったんですが。

前半の手堅いボケを最後まで

連発していく構成の方が、

点数には結びついたのかもしれない。

オジンオズボーン「ファッション」

フェイスブック!」「ライーん」www

昨年と同様に前半はハマりませんでしたが、

高松さんの逆襲が始まった後半は爆笑しました。

スタイルを変更しての連続出場は

昨年のハマカーンの勢いを彷彿とさせたが。

これで相手が千鳥じゃなければなあ……

オチにもう一捻りあれば違っていたのかも。

私だけかもしれないんですが、

このギャグ連発漫才、

二回、三回と見返した方が面白く感じました。

でも、なぜか初見ではそんなにハマらない、

となると賞レースでは……

逆襲しても勝てないとなると、

もうボケ連発のスタイルそのものを

捨てるしか無いのか。

千鳥「寿司屋」

ツッコミは嫌いじゃないですし、

2005年の太松とか、M-1時代のネタもまあ好きです。

でも、THE MANZAI以降の

千鳥のネタは好きになれない。

やれ蒸しアナゴだとかポカリ川だとか

微妙に奇抜な言葉を使って、

それを何回も繰り返すばっかりなんですよね。

しかもただ繰り返すだけで、特に工夫もない。

今回の「スパム」も、後半使うところ読めましたし。

大して爆笑も起こってないのに、

なんで毎回決勝に行けるんだろう……

若くもイケメンでもないのに

ゴリ推しされる理由が謎。

千鳥4、オジオズ3、チーモン3で千鳥が決勝に。

【Bグループ】

学天即「嫌いな人」

上手くなったなあ……!

ツッコミは面白いけどボケはあんまり、と

勝手に思っていたんですが。

このネタはボケも手数が多く、強くなってたし、

ツッコミも増えていて申し分なかった。

特に悪い所が浮かばないです。

Aブロックが前座で、

ようやく本番になったかのような印象を受けました。

それだけに、一票も入らなかったのが意外。

2本目見たかったなあ。

風藤松原「ことわざ」

「ゆっくりした漫才」と言いながら、

意外とテンポが早いのが曲者。

…….と思いきや、

緊張でペースが早くなってしまっていたのかしら;

ボケの精度はけっこう高いコンビなんですが、

良くも悪くも安定する並列式の漫才、

決勝進出は厳しいかなと。

でも、後半のボケ再利用で

けっこう爆発してましたね。

想像以上に票が入って嬉しかったです。

来年に期待。

銀シャリ「引越し」

千鳥と寿司屋被りw

替え歌にツッコむスタイルではなく

ボケにバリエーションが出てたのは純粋に良かった。

キャラが強いので、

前二組より好みが分かれそう。

ウーマンラッシュアワー「相方の性格」

バイトリーダーも昨年の八つ当たりネタも

大好きなんですが、

このネタはほとんどハマりませんでした。

変に売れて、村本氏の下衆キャラ推しが

しつこくなってしまったのが残念。

元から客席に話しかけるネタが

好きじゃないのもあるんですが。

面白いネタだから場が盛り上がるのであって、

場を恣意的に盛り上げて

面白いネタだと言うのは、

なんだが、好きになれません。

ウーマン6、風松3、銀シャリ1で

ウーマンが決勝に。

銀シャリが予想以上に善戦。

【Cグループ】

天竺鼠「ハンカチ」

ほぼコントやないかい!w

そしてオチの菊川怜www

とりあえず、天竺鼠

このままを貫いて欲しいと思います。

NON STYLE「船のトラブル」

最初の掴みといい、前半のボケといい、

所々に以前の大会でやったくだりの使い回しが。

構成も昨年と同じなので、

怒涛に繰り出されるボケの勢いより、

一つ一つのボケの弱さが目立ってしまって。

ハマるという点では今一つ。

つまらなくはないんですが。

東京ダイナマイト「電話相談室」

後半はけっこう際どいボケで

盛り上がってましたが、

それよりも細かい部分の雑さや

ボケの弱さがどうしても目について。

流れ星「里帰り」

ワイルドカード枠は流れ星!

かつてM-1の準決勝でもかけた

勝負ネタを出してくるとは……!

流れ星好きになったきっかけのネタを

THE MANZAIで見れて感無量。

後半の超展開は初見だと

かなりのインパクトと思うんですが。

目覚める所はもっと鬼気迫る感じで

やって欲しかったなあ。

あと、空襲のくだりはよくやってるけど

笑い辛いと思う。

とはいえ、国民ワラテン90点越えはすごい!

それだけに惜しいなあ。

ノンスタ4、流れ星3、東ダイ3でノンスタが決勝に。

東ダイにも思ったより票が。

しかし、ノンスタの国民ワラテン99……

どうなんだろうこれ。

そして渾身のコンパスおじさんwwwww

【最終決戦】

NON STYLE「タバコを吸う不良」

予選サーキットにて二年連続で披露されたネタ。

安定はしてますが、同じボケ形式にそろそろ飽きが。

千鳥「歌のクセ」

M-12010の敗者復活で使われたネタ。

中盤に「への口」のくだりが加わってましたが、

しつこいだけで全く笑えず。

ネタ全体も「ふーん」って感じです。

「可愛らしいじゃねぇかい」だけは好きですが。

ウーマンラッシュアワー「人気者になりたい」

一本目と同じパターンのネタという。

昨年のアルピーの如く

爆死するのではと思いましたが、

乗り切ってましたね。

後半のネタ担当うんぬんのくだりが

あざとくてあざとくて……

場が盛り上がっているだけに、余計に冷めました。

国民ワラテンはまたもノンスタ99。

しかし、投票結果は

ウーマン5、千鳥3、ノンスタ2という結果に。


という訳で、今年は

サーキットの順位通り

ウーマンラッシュアワーの優勝でした。

私がお笑いの大会を見るのは

笑いが好きというのももちろんあるんですが、

無名の組が爆発を起こして勝ち進むという、

ドラマを期待しているのが一番の理由です。

M-12007で涙腺の緩むような、

分かりやすく偏ったタイプの人間です。

要するに「マイナーな組が好き」な訳で、

そういう人間にしてみたら、

つまらない結果でした。

風藤松原といい流れ星といい、

新星の活躍するチャンスが

いずれもあと一歩のところで叶わなかったのが

歯がゆいです。

正直、もう千鳥はとっとと優勝して

大会を卒業して欲しいと思います。

ノンスタもまた出るだろうしなあ。

M-1笑い飯が嫌いな人は

こんな気持ちだったのだろうか。

あとは、村本氏はもっと

パラダイス氏を敬ってあげて欲しい。

あのツッコミもなかなかない魅力だと思うのですが。

毎度のことながら愚痴になりましたが、

風籐松原がまあまあ印象を残せたこと、

流れ星が決勝に進出できただけでも

十分良かったです。

長文をお読みくださり

ありがとうございましたm(__)m