しこうけいさつ24じ・広報部

カップリング二次創作の個人サークル「しこうけいさつ24じ」(代表:眠れる兎6号)の活動記録や、日々の雑記など。(Twitter:@nemureruusagi06)

『歌ネタ王決定戦2014』決勝戦 感想

2014年9月3日に地上波で放送された

お笑いコンテスト

歌ネタ王決定戦2014」決勝の感想です。

個人の勝手な、上から目線の意見を

含みますので、ご注意ください。

放送からかなり経ってしまいましたが、

ネタごとの感想を手短に書かせていただきます。

1.大福「試験前の注意」

普通のことをええ歌にするという、

歌ネタのお手本のようなネタ。

それだけに、もっと予想外の工夫が欲しかった。

2.馬と魚「色々な歌手で桃太郎」

やっぱり達者。でも、

今年のR-1と同じお題で、

かつ同じネタがあったのが不完全燃焼。

自身のあるネタとはいえ、

せめてお題は変えるべきだったのでは。

3.レイザーラモンRG椿鬼奴夜のヒットスタジオ

ネタの内容よりも、やってることの

バカバカしさを笑うネタなんでしょうが、

元ネタを知らないこともあり

あまり入り込めませんでした。

それだけに高評価が謎。

もっと分かりやすく

バカバカしいことをやって欲しかった。

4.AMEMIYA「CMソングのフルバージョン」

短い歌を連発するスタイルに。

AMEMIYAさんが

こういうネタをやること自体が斬新でした。

かなり楽しめたのですが、

いくつか展開が読めたのと、

ランドセルの辺りで失速してしまった感じがします。

5.タブレット純「算数の文章題」

初めてネタを拝見しました。

もう登場の時点で面白かったです。

何が始まるのか全く分からない

ワクワク感がありました。

ネタ自体はシンプルなものですが、

唐突に声が変わったり

いきなりギターを弾きだしたりと、

予想を裏切る展開が多くてハマりました。

ちゃんと学校の名前を言うのもツボ。

そして最後の問題w

6.インスタントジョンソン「接待カラオケ」

昨年の阿佐ヶ谷姉妹のネタのような、

一生懸命なのは分かるけどノレない、

そんな印象を受けました。

過去に「レッドカーペット」等のネタ番組

インジョンのネタをある程度見たのも

原因なのかもしれませんが。

こういうネタしかないのかしら…;

彼らのネタの中でもイマイチに感じたので、

個人的には最下位でもおかしくないと思いました。

7番目の手賀沼ジュンさんのネタに入る直前、

まさかの機材トラブルが発生。

急きょ、8番手だった

すち子&真也のお二人が先にやることに。

8→7.すち子&真也「浪速のギターポリス」

良く言えば鉄板、悪く言えばお決まりの

コテコテな関西の笑い。

好みは分かれると思います。

個人的には

前半のボケは今ひとつでしたが、

後半の「100年続きますように」にはやられましたw

お二人のネタが終わるも、

機材トラブルが難航しているようで

10分ほど待ちぼうけ。

その間をなんとかトークで繋ごうとする

小藪さんと後藤さんのお二人。さすが司会者。

はるな愛さんとタブレット純さんの

飲み会は見てみたいと思いましたw

審査員にもコメントを繋いでいる間、

なんとか機材の復旧完了。

7→8.手賀沼ジュン「回文ソング『逆さの道は魑魅の坂さ』」

散々引っ張られて

ハードルが上がってしまった感もありましたが。

びっくりしました。

こういうネタは「回文すごいなあ」と

感心するだけ終わることも多いのですが、

内容のバカバカしさやシュールな絵、

哀愁漂う歌声とメロディと、

複数の笑い所を設けて

きちんと笑いを獲りに来ているのが

すごいと思いました。

特に芸能人系回文の破壊力は凄まじい。

トラブル抜きにしても

一つ抜きん出たネタだったと思います。

ただ、ちょっと情報過多な感じもしたので

もっと間を増やして

2ネタ目に回しても良かったかも。

審査の結果、最後の2組が決勝へ。

トラブルが点数に影響してしまった感はありますね。

最終決戦が2組だけというのは

少ない気がするので、たぶんですが

本来は敗者復活枠があったんだと思います。

昨年のように、視聴者投票を実施して

一位になった組を復活させるという。

トラブルで時間の尺がなくなって

中止になってしまったのかもしれません。

できればタブレット純さんの

2本目を見たかった。

決勝1.すち子&真也「浪速のギターポリス」

昨年もそうでしたが、

2ネタ目の方が面白く感じました。

地味にすち子さんのツッコミもツボ。

「あんたもどっちかにしい」w

最後の「ゼロ~」を外してくるのも良かった。

2本目のネタだけで評価するなら、

こちらが勝っていたと思います。

決勝2.手賀沼ジュン「回文ソング」

1ネタ目と曲調を変えて、

さらに客席に声を掛けたりと

ライブっぽい要素を追加。

変化はあったのですが、

肝心の回文ネタの威力や面白さは

1ネタ目より下がってしまったように思います。

曲を無視してラップのように回文を読むところなどは

聞き取り辛かったですし、

内容もちょっと分かりづらく。

とはいえ破壊力は健在。

最終審査は2組のうちどちらかを選ぶ……

のではなく、まさかの点数審査。

少し驚きました。

採点の結果、手賀沼さんの点数が

すち子&真也のお二人を上回り、

手賀沼ジュンさんの優勝となりました。

結果的にトラブルがプラスに働いて

良かったのではないでしょうか。

急きょ出番が早まったにも関わらず

ネタをやり切った

すち子&真也のお二人も流石。

ただ、審査員が昨年の10人から6人に減ったり、

点数が昔のR-1のような、

後半にインフレする現象が起きていたのは

気になりました。

番組時間が短いわりに、

審査員のコメントもやたら長かったので、

来年は審査員コメントの時間を減らして、

もっと決勝進出枠を増やして欲しいです。

去年の10組がちょうどいいと思うのですが。

あるいは1組のネタ時間を延ばすか。

あとは、来年こそ

トラブルがないことを祈ります。

最後に、手賀沼ジュンさん、

おめでとうございます。