しこうけいさつ24じ・広報部

カップリング二次創作の個人サークル「しこうけいさつ24じ」(代表:眠れる兎6号)の活動記録や、日々の雑記など。(Twitter:@nemureruusagi06)

『THE MANZAI 2014』事前番組のドッキリに思うこと

今年の11月30日に放送されたフジテレビの番組

THE MANZAI 2014 決勝進出者11組お披露目SP!』での

ハライチに対する「ドッキリ」について。

番組への苛立ちがふつふつとこみ上げてきたので、

それについて愚痴らせていただきますm(__)m

個人の勝手な意見を含みますので

ご注意くださいませ。


この番組は、漫才のお笑いコンテスト

THE MANZAI 2014』の事前特集で、

決勝および敗者復活戦への進出者を

生放送で発表するというものでした。

当日、スタジオには

勝ち残った芸人たちが一同に集結。

THE MANZAI』らしい

賑やかさを見せていました。

事の発端は、敗者復活戦の進出者を

発表する時のこと。

敗者復活戦の枠は9組しかないのに、

なぜかスタジオにいるのは10組。

戸惑う芸人たちに対し、

「実は1組だけ

敗者復活戦にも進めないコンビがいる」と

突然その場で発表。

1組ずつコンビ名が呼ばれていき、

最後まで名前を呼ばれなかったコンビが

敗退させられるというドッキリ企画で、

その被害者がハライチだったのです。


「フジテレビの悪い所がすべて詰まってる」

このドッキリに対する澤部さんの一言が

すべてを物語っていたような。

人気も知名度もあり、かつ

イジられやすいハライチだから

こんなドッキリをやったのかもしれませんが、

それを考えても酷い企画でした。

芸人の方たちが

「これの何が面白いんですか!?」と

悲鳴を上げていた通り、

ハライチが気の毒云々を抜きにしても

そもそも何が面白いのか全く分からないです。

進出できなかった1組、というか

ハライチが戸惑う様子で

ウケをとる意図だったのでしょうが。

仲間外れを嘲笑うイジメにしか

見えませんでした。

「いや、ドッキリってそういうものでしょ?」

と言われれば、確かにそうなんですが。

それにしても、

こんなお笑いコンテストの場で

やるべきことではないし、

本人らへの配慮も欠けていたように感じます。

ネット上のどなたかの意見にあったのですが。

どうせ同じドッキリなら、

駄目だと思っていたコンビが

当日に決勝進出を知らされる

ハッピーサプライズの方が

よっぽど良かったと自分も思います。


今の形の『THE MANZAI』自体、

他局の漫才コンテスト『M-1グランプリ』の

後釜として始まったものでした。

そのため、なにかとM-1と比較され

「大会としての威厳がない」

「バラエティ臭がする」という

批判もあった訳ですが。

個人的には

「出場者が緊張しないような空気作り」

「テレビ映えする賑やかで楽しいネタ」

といった、バラエティの良さも

きちんと反映した大会だと感じていました。

けれども、あくまで

THE MANZAI』はお笑いの大会であって

バラエティ番組ではない。

やるべき所は厳格にやるべきだと思っています。

それだけに、今回のドッキリは残念です。

やっぱり、フジテレビにとって

THE MANZAI』もバラエティの一環でしか

ないのでしょうか。


せめて、ドッキリ後に何か

ハライチへのフォローがあるのかと思いきや、

番組終わりのごくわずかな時間に

舞台に立たせるだけ。

しかも、スタッフロールや告知が流れる

到底漫才に専念できない環境で。

「やってられない」と本人らが投げ出したのも

無理ないと思います。

スタッフはこのドッキリのことを

「貴族のお遊び」と呼んでいたとのこと。

これが本当ならば

スタッフの人間性を疑います。

「美味しくイジってやったんだからいいだろ」

とでも考えているのでしょうか。

言い出すとキリないですが、

和牛とアキナの紹介VTRで

アインシュタインにも

同じような仕打ちをしてましたし。

そちらは意図したものでは

なかったのかもしれませんが。

フジテレビいわく

「楽しくなければテレビじゃない」とのことですが、

こんなのちっとも楽しくないです。

ちなみに、一度終了した

M-1グランプリ』の方も

来年に復活するみたいです。

もし出場できるのなら、

ハライチがそっちの方で

結果を出せることを願います。

愚痴をお読みくださり

ありがとうございましたm(__)m