しこうけいさつ24じ・広報部

カップリング二次創作の個人サークル「しこうけいさつ24じ」(代表:眠れる兎6号)の活動記録や、日々の雑記など。(Twitter:@nemureruusagi06)

アニメ『RWBY volume 3』最終話への疑問

【はじめに】

本記事はアニメ

RWBY volume3 chapter12. End of the Beginning 』の

感想といいますか、愚痴と疑問提起です。

内容のネタバレを含みますので

ご注意ください。

また、不快感を持たれる方が

いらっしゃったら申し訳ございませんm(__)m

なぜこんな記事を書くのかですが、

こちらの主張を押し付けるというより、

同じくRWBY vol.3の最終話を見られた方の

ご意見を伺いたいと思ったためです。

「それは間違ってる」「それは◯◯だから」などなど

率直な反応をいただけますと嬉しいです。

本題に入りますが、語りたいことは

ほぼピュラについてです。

(ペニーやらローマンやらアダムやらヤンやら

言い出したらキリないですが)

vol.3後半はこれまでと一変して鬱展開の連続であり

それには賛否両論あったと思います。

(申し訳ないのですが自分は否定寄りです…)

そしてご覧になった方はお分かりでしょうが

最終話でピュラはあまりに過酷な終わり方をします。

vol.1の段階で決まっていたことでしょうし、

今後のルビー達の成長には必要な展開でしょう。

しかし、野暮なこと、無粋なこととは分かっているんですが、

敢えて言いたい。言いまくりたい。

あの状況でピュラが死ぬ必要まったく無くないか?と。

vol.3は一周しか見れていないので

細かい描写や伏線を見逃してる可能性もあり、

間違っている所も相当あるかもしれませんが…

(その場合はご指摘いただけますと幸いですm(__)m)

そう思った理由を順に述べていきたいと思います。

1:【ジョーンとピュラ2人同時に逃げられるのでは?】

問題のvol.3最終話の序盤、

シンダーの元から逃げるピュラとジョーン。

しかし、轟音が響き

シンダーを食い止めていたオズピンが敗れたことを知る二人。

そこで、ピュラはジョーンを逃すため、

自分一人でシンダーを食い止める決心をします。

ジョーンを発射式ロッカーに無理やり乗せて逃し、

自分はシンダーの元へ向かう。

一見何もおかしくなさそうに見えます。

だが、ちょっと待っていただきたい。

そもそも何故道ばたに

ポツンと1つだけロッカーがあるのか。

もしかしたらちゃんと

描写があったのかもしれませんが、

それが無いと完全にただのご都合主義です。

まあそれはまだいい。

問題は、あのロッカー1つあれば

十分二人で逃げられるんですよ!

ピュラの能力は磁力(正確には極性ですが)を操ること。

シンダーの元へ向かう際

停止したエレベーターを磁力で発進させてたように、

わざわざ外から入力しなくても

ジョーンと一緒にロッカー入って

能力使ったら発進できるはず!

仮にそれができないとしても、

思い出していただきたい、ルビーがやっていたことを。

そう、ロッカーに乗ったまま発射です。

ジョーンをロッカーに閉じ込めた後に

ロッカーの上につかまって発射すれば

二人仲良く逃げられます。

見栄えは悪いですが別にいいでしょそんなん!

とはいえ、そもそも

「ジョーンだけを安全な場所に逃す

」ことに意味があるのでは……

(ピュラの近くにいれば

ジョーンは絶対助けようとするし

巻き込んでしまう危険がある)

とツッコまれたら頷くしかありません。

ですが、まだ疑問点はあります。

2:【そもそもピュラがシンダーの元へ向かう必要なくない?】

二手に分かれ片方が敵を食い止める、というのは

そもそも敵側が追ってきている場合に成立する図式です。

だが、そもそもシンダーは二人を追う気があったのか?

vol.3の11話終盤、

ピュラへと“秋の力”を移すオズピンの計画は

シンダーの乱入によって失敗に終わり、

結局シンダーが“秋の力”をまるごと手にしてしまいます。

(最初からこうなるなら

ピュラにあんな重苦しい話する必要とか

ピュラがケースに入る必要とかあったのか!?とか

ここにも陰湿な不満は色々あります)

そこでオズピンは自らシンダーを食い止めて

ピュラ(+ジョーン)を逃して

助けを呼んでもらおうとします。

その際、外に出るには

シンダーが入ってきた方へ行くしかなく、

ピュラとジョーンはシンダーの真横を走ります。

ここのシンダーの行動に注目なんですが、

シンダーは二人を見つめながらも

平然と見逃しているんですよね。

オズピンを先に始末しようと考えたのかもしれませんが、

何にせよピュラの一時的な離脱を許してしまいます。

そして12話。オズピンを始末(?)したシンダーは

二人を追いかけ……ることなく

なぜか塔のてっぺんまで登ります。

自分が何か見逃してるだけかもしれないですが、

正直ここのシンダーの行動原理が謎なんです…;

塔のてっぺんに行ったシンダーは何をするのかと思いきや、

外から飛んで来たやばそうなグリムドラゴンに

何やら話しかけています。

この時、シンダーはもう二人のことなんて

まったく眼中になかったのか。

それとも、ピュラの性格なら

自分を倒しに来ると見抜いて

敢えて追わずに待ち受けていたのか。

冷静に考えたら後者、ですよね…?

(ピュラが来た瞬間に戦闘態勢に入ってるし)

だが、もし前者ならば

ピュラがシンダーと戦う意味は全くなかったことになってしまいます。

ピュラからしても今の自分では

シンダーに勝てないことは分かるでしょうし、

それでも戦うことを選んだのは

ひとえにジョーンを逃すためでしょう。

ですが、そもそもシンダーが

ジョーンを追わないなら戦う必要がないのです。

要するに、ピュラはわざわざシンダーの元へ向かわず

ジョースターばりに逃げれば良かったのではないでしょうか。

シンダーの思惑が後者

(ピュラを誘い込む)であったとしても

少なくとも自分からピュラは追っていなかったので、

逃げることで十分時間は稼げますし、

何ならルビーや他のハンター達と合流すれば

いくらでも戦法は立て直せたのではと思います。

もうはっきり言ってしまうと、

ピュラの行動は無駄死にとしか思えませんでした。

間接的にはシンダーの足止めに

成功したのかもしれませんが、

本当に何もあそこで死ぬ必要はなかったのではと思います。

さらに付け加えると、

ジョーンの行動にも疑問が残ります。

ロッカーから逃げた後、ジョーンは

通信端末でワイスに助けを求めますが、

あろうことか途中で

端末を叩きつけて壊してしまうのです。

彼は直前、ピュラに何と言われたのでしょう?

「助けを求めに行って」と言われ、

そのために逃がされたのではないでしょうか?

それなのに、唯一の連絡手段である

端末を一時の感情で叩き壊してしまうのは

いくらなんでも…

考えてもどうしようもない話ですが

ワイス以外にも手当たり次第

連絡をとっていけば

もしかしたらピュラがあんな事になる前に

ルビー以外の誰かが救援できたかもしれません。

要するに、「ピュラが死ぬ前提で話進めないで

もっと諦めずに足掻いてよ!!」と言いたい。


散々なことを書き散らして来ましたが、

まとめると

「死なすにしてもちゃんと死なして欲しい」という事です。

vol.1のような明るいノリのバトルが好きで

RWBYにのめり込んだ身としては、

正直vol.3のような鬱展開は

ショックだったのですが…

(歌詞の内容や伏線で察しなかったのが悪いのですけど)

それでも、物語上必要な死であるのならば

仕方のないことかな…とも思うのです。

それならば、せめて死んだ事が

納得いくような肉付けをして欲しい。

今回のピュラ(や他数名のキャラ)の死は

あまりに理不尽というか、

自分の中で咀嚼できませんでした。

といいますがピュラとジョーンの組み合わせが好きで二人に幸せになって欲しかったのですごめんなさい

しつこいですが、この記事は

「原作は〇〇しろ!」的な押し付けでなく

「こういう考えどう思います?」という

意図で書いています。

ぜひとも、vol.3の最終話を見られた皆さんと

意見の交換ができればと思います。

お読みくださり、ありがとうございましたm(__)m