R-1ぐらんぷり2014 決勝戦 感想
手短に、ネタごとの感想を。
個人の勝手な意見が含まれているので
ご注意くださいませ。
【Ａブロック】
レイザーラモンRG「スティーブ・ジョブズであるある」
子供のころよくこれで遊んでたww
個人的には後半ダレてしまったんですが、
スクリーンの使い方とか
見せ方が上手かったなと。
ヒューマン中村「形容形容詞」
悪くはないんですが、
爆発力のあるボケがなかった。
2011年の頃に戻ってしまった感じ。
ＴＡＩＧＡ「ロックンロール漫談」
お茶の間で見るキャラネタは
ただでさえ冷めやすいのですが、
最初のボケで期待値が一気に下がり
最後まで越えられなかった印象。
自虐の笑いも入ってるんですが……
スギちゃん「ワイルド漫談」
「営業に行ったら拍手が起こる」ww
「キングオブコント」王者のバイきんぐ
も
売れない頃ワイルドネタをやっていたのですが、
使用BGMが完全にそのネタと一致。
偶然ですよね;
ちょくちょく雑なネタも混じってるんですが、
洗濯ばさみのくだりにはやられました。
【Ｂブロック】
小森園ひろし「ラーメン屋」
悪くはないんですが、
ブロック先頭ということもあって
印象に残らなかったか。
オチにもう一捻りあると良かったのかも。
ミヤシタガク「駅員の不満」
個人的には一番好きだったんですが、
万人には受け辛いブラックネタ。
中盤の「ケツの穴～」のくだりで
お客が一歩引いてしまった印象。
もっと駅員っぽいこと言った方が面白かったかと。
やまもとまさみ「取り調べ」
手数が多い上、流れもスムーズなので
安心して笑うことができた。
「岩城滉一に乗って」wwwwwwwww
中山女子短期大学「魔王・夕食編」
目が肥えてしまったのか。
紙芝居の絵のインパクトや展開が
物足りなく思えました。
【Cブロック】
バイク川崎バイク「バイク漫談」
強烈なキャラだけでなく自虐も入れて
安定感を出しているんですが、
個人的には一切自虐なしで
ＲＧぐらい突っ走って欲しかった。
まだ自虐に走るのは早いと思います。
馬と魚「もしも○○が桃太郎で曲を作ったら」
知らないと笑えないとはいえ、
面白い上に技術もすごい！
この二つが揃ったら盤石ですね。
特にアジカンには笑った。
おぐ「髪を気にする男」
聞き取り辛い所があったんで
音声もうちょっと減らしても良かったんでは。
若干イジメっぽいネタで複雑な気分に。
でも「センスも毛もねーじゃねーか」には笑った。
じゅんいちダビットソン「本田圭佑で無回転なぞかけ」
キャラネタながら、
予想を裏切る笑いが
思った以上に良かった。
それだけに審査員票が
ほとんど入らなかったのが残念。
キャラいらなかったのかも……
また違うネタで出て欲しい。
Cブロックは
馬と魚氏が勝ち上がったんですが、
トークで馬と魚氏がスベりかけた直後の
ＢＫＢ氏のフォローがグッジョブ過ぎて。
このブロックの方々はみんな
トークも絡みも面白く。
ほんわかしました。
【最終決戦】
レイザーラモンRG「スティーブ・ジョブズであるある」
基本一本目とパターン同じなんですが、
「スリル」とか予想を裏切る笑いを
入れていたのはやはり小慣れてるなと。
キャラ変えた方が良かったのでは、
とも思いましたが、
まあこのキャラを貫くしかないよなあと。
そしてネタ短っ！w
やまもとまさみ「バイトの陳君」
２本目はどうしても
１本目よりは落ちがちなんですが、
変化させながら、
笑いやすく手数が多いネタで、すごかった。
緊張してたのか
聞き取り辛い所もあったんですが、
甲高い声やカマっぽい動きと、
持つ強みを全て出し切っての爆笑。
馬と魚「宮迫さんありがとう」
賞レースで勝てる笑いではない……
一本目の卓越したモノマネと異なり、
ミュージシャンっぽいうっとうしさとかが
笑いの肝になっているのですが、
観客が求めるものと逸れてしまったなと。
以上、満場一致で
やまもとまさみ氏の優勝でした。
テレビでは知られていない方の
ネタを多く見られた上に、
審査結果にも納得。
観覧ゲストの番宣などもなく、
非常に満足できた番組でした。
演者の皆様およびスタッフさん方
ありがとうございます。
長文をお読みくださり
ありがとうございましたm(._.)m
